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208のイベント
208 SHOWCASE #059 小林卓司 「まちの造園家ですが、こんなん掘ってみました」
毎回さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお招きして、その活動についてお話をおうかがいする208 SHOWCASE。今回は「水辺のまち再生プロジェクト」をはじめ、町の魅力を発掘・再発信する活動を展開しているランドスケープデザイナーの小林卓司さんをお招きします。「理屈」じゃなく「お楽しみ」と「共感」で実現する小林さんのプロジェクトの魅力にせまります。
208 SHOWCASE #059
小林卓司 「まちの造園家ですが、こんなん掘ってみました」
気持ちのいい水辺のランチタイムとか、実はスゴ腕の職人さんの仕事とか、いつもの橋から見た満月の景色とか……そんな町の隠れた「魅力」を掘り出しては、プロジェクトを通してそれらを町の「資源」に変えていく小林卓司さん。本職のランドスケープデザインの傍ら、水辺のプロジェクトに関わったり、地域通貨の提案をしたり、重要文化財を活用してライトアップイベントをやったり、伝統工芸をプロモーションしたり、展覧会やイベントを企画したり、また自らデザインや執筆などを手がけたりもする。
小林さんの手がけるプロジェクトは、どれも町を舞台に展開されているけれど、例えば“パブリック”のような特定のテーマでまとめて説明するのは難しい。そこに共通してあるのは、理屈じゃない「お楽しみ」的な視点と、そこから生まれる「なんかエエなぁ」という共感。それは時に、目の前に立ちはだかる行政の壁だって軽々と飛び越えてしまう、ことだってある。
今回のSHOWCASEではそんな小林卓司さんが掘り出してきたものとプロジェクトの軌跡をみなさんと一緒にたどっていきます。
日 時:11月28日(土)
19:00〜(トークは20:00〜)
参加費:1,500円(1 drink+今月のパスタ)
定 員:15名(要予約)
《小林卓司 コバヤシタクジ PROFILE》
北陸生まれ、大阪育ち。後厄がもうすぐ終わる42才。株式会社ランテック計画事務所所属、技術士。本職ランドスケープデザイン。長居植物園、鶴見緑地の棚田など手がける。ここ数年はランドスケープからちょっと離れて、大阪市北区の伝統文化と職人さんを発掘・紹介するためのプロジェクトに注力。小冊子づくりや実演会・体験教室の実施などを経て、目下3年目の展示会をこさえている真っ最中。NPO法人「水辺のまち再生プロジェクト」の理事を引退して現在は監事。水辺ナイト、水辺ランチ、大阪川床「北浜テラス」など、普段着の水辺の楽しみを発信してきました。エンデの遺言に従い、「水辺の地域通貨」を構想し続けるも、まったくもって実現に至らず妄想の域に入りつつあります。また05年から07年にかけて、別の非営利市民団体にて「藤田邸跡公園の観月会」「大川夜会・泉布観トリビュート」などを主催。名月の下・名庭での屋外ジャズライブや、あんまり知られていない明治4年造の重要文化財のライトアップと戦後初の夜間公開、貴志康一が戦前にドイツで製作した映画の大阪初上映などを企画してきました。そんなわけで公私混同しながら何かを掘り続けています。
投稿者 岩淵拓郎 (2009年11月28日) | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)
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