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「DVDを買う」という趣味
2003年08月17日 | 日々嘉綴 随筆 | | |
先月金もないのに2回払いでDVDプレイヤーを買ったのだが、それ以来DVDソフトを買うのが趣味がなっている。仕事と遊びの境がないような生活を長らく続けていたので、趣味らしい趣味が出来たのは何となく嬉しい。と言っても、今までに買ったソフトはまだ5本ほど。仏製ミュージカルの傑作「ロシュフォールの恋人」、コーネリアスのクリップ集「FIVE POINT ONE」、広末涼子の「NewYork RH Avenue2003」・・・あとの2本は内緒。
これはプレイヤーを買ってみてよく分かったことだが、手もとにおいておいていつでも見れるようにしたいと思う映像というのは僕の場合かなり限られたものになる。どんなにストーリーが好きな映画でも2時間かけて何度も見ようとは思わないし、それがDVDでなければいけないほど録音や映像がきれいかというとそうでもない場合も多い。買うという点において一番現実的なのは音楽のビデオクリップ集だが、それだって全てのミュージシャンがみんながみんなDVDを出ているわけではない。むしろ新曲の度に収録時間5分程度のDVDをリリースする一部のコマーシャルなタレント歌手のクリップなど多くても3度もみれば十分だ。
そうかんがえると何のためのDVDなのかと立ち止まって考えてみたりもするのだけれど、そもそもメディアのフォーマットが趣味になっているという時点でそれ自体どうにもあやふやなものだから、あまり深くは考えないことにしている。これくらいのいい加減さが趣味とよぶにはちょうどいいのだと思う。
ちなみに今狙っているのは「チャールズ&レイ・イームズの映像世界」。伝説の「POWER OF TEN」も収録。これは買いでしょ。
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