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「拡」から「質」

2006年01月06日 | 日々嘉綴 随筆 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

清水寺発表によると昨年を象徴する一文字は「愛」とのこと。いまさら「愛」などと言われたところで「愛・地球博」ほどの軽薄さしか感じないけど、まぁそうまで言わせるほどに寒々しい時代だということか。

個人的な2005年をは「拡」。美術をはじめいろんな活動がそれなりに知れわたって、活動の幅がちょっとずつだけど確実に広がった。なかでも208をやってきたことの成果は大きくて、たった2年足らずで大阪ではずいぶんと動きやすくなったように思う。有り難いことに年末には208を知り合った数人から実際に仕事をいただいたりもした。いまさらだけど場を持つってことのメリットはすごく大きいと実感。

で、そういう「拡」な状況を踏まえて、今年の目指すべき一文字、「質」。広がりが見えた今だからこそ、いい作品を作って、いい文章を書いて、いい人と知り合って、いい恋をする……2006はこれで行こう。

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