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凉宮ハルヒがオレに残したもの
2006年07月04日 | 日々嘉綴 随筆 | | |
TVアニメ「凉宮ハルヒの憂鬱」終了。いやぁ、ほんとおつかれさまでした……ってちょっと変かな?
昨日の「HEY!HEY!HEY!」にハルヒの声優・平野綾が出演したりしてるのを見ると、このドンチャン騒ぎもしばらく続くのかなと思う。というかむしろYouTubeで見てた人間の数を考えると今からなのかとも思うが、いずれにせよこういう波にリアルタイムでちょっと乗れたというのは嬉しい。これはハルヒがどうのこうのって話ではなくて、この手の波はやっぱりリアルタイムで乗るのが一番おもしろい。
このところブログでアニメだのマンガだののことばかり書いているが、正直自分はアニメにもマンガにも明るくはない。とりわけアニメに関しては受け手の文法がよくわからない。たとえばアニメファンが言うところの「動いている」が何をさすのか、頭では分かっていても感覚的に分からない。そういう意味で「明るくない」のである。
しかし今回の祭以前には「動いている」という言葉の意味すらもよく分からなかった。つまり自分にとってそれまでのアニメはドラマであり物語でしかなく、アニメという媒体を概念的に分解して受け取る能力がまるでなかった。このエントリーの「凉宮ハルヒがオレに残したもの」とはそういうことだ。逆に言えば、ハルヒは自分にとってそういう気付きを与えてくれた作品であり祭だったのだと思う。
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