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吉原治良賞記念アートプロジェクト2008の入選作家が決定

2006年12月21日 | 関西/大阪アートシーン | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

「吉原治良賞記念アートプロジェクト2008」の入選アーティストが主催の大阪府立現代美術センターのウェブで公開されています。

大阪現代美術センター主催
吉原治良賞記念アートプロジェクト2008
入選アーティスト


contact Gonzo(垣尾優+七九式)
2006年、垣尾優と七九式こと塚原悠也は扇町公園で、ある確信を持っておごそかに殴り合い、contact Gonzoが突如始まる。朦朧としながら訳もわからず「痛みの哲学、接触の技法」を謳い、愛と存在についての活動を行っている。contact Gonzoの活動、及び最新映像、入選展でのパフォーマンスの予定などは全て動画配信サイト「You Tube」にて随時配信。検索用語は"contact Gonzo"。

パラモデル
ともに東大阪出身で京都市立芸術大学卒、林泰彦・中野祐介の二人からなるユニット、「極楽模型」をテーマに、プラレールやミニカー、プラモデルなどの玩具を用いたオブジェやインスタレーション、写真、ペインティング、塑像、パラパラマンガなど、様々な表現手段を用いて作品を制作。

藤井光
観客を主体に人々の知覚、感覚を結合、分裂させる政治性を扱うメディア・インスタレーションなどを制作。現在は経済、軍事、教育、法律と芸術の関わりについての美学的・歴史的考察から単独性ある体系を構築することを目標に活動している。

山本握微
1982年堺生まれ堺育ち、現在会社員。メタシアター専門「劇団乾杯」(作、演出など)、普通芸術「キワマリ」(運動展など)、おはなしや「今地球堂」(街頭紙芝居など)等で活動。現在、共有作業室「台美術」(南森町)が拠点。

夢を見る夢
個々に活動している大崎のぶゆき・高橋耕平・田中さつきの三人の作家が「メタ・リアルーメタ・フィクション」をキーワードに結成したユニット。個々の問題意識を提示しながらも、時間と空間を共有する一つのインスタレーションを展開する予定。

転載元:大阪府立現代美術センター

吉原治良は具体美術協会の代表で、本人も画家として活躍した人物。メンバーに対しいつも「人の真似をするな!これまでにないものをつくれ!」と言い続けたというのはもはや具体のカタリグサになっています。そんな冒険心に満ちた吉原氏の名を持つ賞ですからきっとかなりキワモノ作家がそろったんじゃないかなぁとか勝手に想像してたんですが、各アーティスト名で検索をかけた感じではある意味予想を裏切らない感じでしたw。なんか森の中で殴り合ってたりするしw っていうか南森町の共有作業室「台美術」ってどこだ?w

現時点で現美センターのウェブにはまだテキストしか掲載されていませんでしたが、来年1月に入選展がおこなわれるとのこと。こういう特色のあるコンペが育っていけば、新しいタイプのアーティストが生まれてくる土壌が出来るのかもしれませんね。

吉原治良賞記念アートプロジェクト2008 入選展

会 期:2007年1月17日〜25日 10:00〜18:00
会 場:大阪府立現代美術センター 展示室A 入 場:無料

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