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メセナな企業の気持ちを知りたい! 「アーティストと企業のメセナ・マネジメント」
2007年01月31日 | 関西/大阪アートシーン | | |
以前、サントリー次世代研のSさんと「メセナ活動をする企業と、それによって支援されるアーティストの間にある理解のズレ」について少しお話ししたことがあります。メセナ活動において、企業はイメージ的な部分でのブランド価値向上をアーティストに期待するわけですが、アーティストは具体的な活動や仕事によって何かしらの価値を企業にフィードバックしようと考えるケースがおおく、そのあたりで微妙にすれちがっている……というような話だったと思います。
こういう話はアーティスト同士でもたまに出る内容で、だいたい行き着くところは「企業の話をもっと聞くべきだ」ということになるわけですが、実はそういう機会っていうのはなかなか無かったりします。もちろん企業にしてみれば「あえてメセナ」みたいなところもあるでしょうから、その部分についてわざわざアーティストに言う必要もないだろうというのもあるのかもと思います。しかしバブル期ならともかくこんなご時世ですから、そのあたりのモヤモヤをお互いが取り払って、いいカタチの「バータ」関係が作れたらいいなとか、個人的に思ったりするわけです。
で、ここからが本題。大阪21世紀協会の山納さんから以下のようなイベントのアナウンスがありました。
「アーティストと企業のメセナ・マネジメント」
http://www.osaka21.or.jp/colabo/mecenat/seminor.html
日 時:平成19年3月4日(日)14時〜
会 場:ドーンセンター5F・セミナー室2
定 員:50名 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
参加費:無 料
多くのアーティストは、表現活動の継続にあたって支援を必要としていますが、そのためには自らの活動を広く認知させていくとともに、メセナ活動を行う企業側の立場をよく理解することが大事です。また企業による芸術文化支援は、社会貢献としてだけでなく、自社のイメージアップ、ブランディング、企業文化の醸成を図るための経営戦略として、重要な位置を占めるようになってきています。今回のメセナ・セミナーのテーマは、「アーティストと企業のメセナ・マネジメント」。アーティスト・企業それぞれの立場から、メセナ活動を戦略的に掘り下げていきます。
そそ、まさにこういうことですわw。興味のある方はぜひどうぞ。
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