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エルマガジンが新装刊。スケジュール欄がなくなった!
2007年05月28日 | 関西/大阪アートシーン | | |
先週金曜日に買ってカバンに入れっぱなしにしていた今月号(2007年7月号)のエルマガジンをようやく今朝流し読みして気づきました。あれ、美術のスケジュール欄がない!?
買う時にはぜんぜん気づかなかったんですが、表紙に「新装刊 ちょっとあたらしくなりました」と書いてありました。よく見ると美術だけじゃなく、映画、音楽、演劇などほぼ全てに関してスケジュール欄がなくなり、代わりにそれぞれについてトピック的な扱いのイベントが「CAGALOGUE」というページで紹介されています。さらによく見るとテレビ欄もばっさり。おいおい、どこが「ちょっと」だよw
ネット基本のこのご時世にタウンページ的な情報誌が時代遅れになってしまうのは仕方がないと思うんですが、それでもやっぱりユーザーとしては映画や音楽や演劇やアートの情報を雑誌という形態で持っておくことの意義も大きいと思います。例えば僕の場合、月の半分以上はカバンの中にエルマガが入っていて、ちょっと時間が空いたりするとその近くである展覧会を道ばたで調べて見に行ったり、そういうことが結構あります。もちろんケータイでネットにつないでって方法もあるんでしょうが、街の情報って俯瞰できないと気分的に面白くないようなところもあったりして、そういう意味でも雑誌という形態は強いんだと思います。あとこれは掲載される側の話になってしまいますが、誰でも知ってるような有名作家の美術展と美大卒業したての若い作家の展覧会が同じ雑誌に載ってるということもそれはそれで大きな意味があると思ったりします。だから今回のリニューアルは個人的にはちょっとビックリだったり残念だったりもするんですが、その反面ここ最近のエルマガは特集の切り方が面白かったり雑誌としての空気感もすごくいい感じだったりして、そっちの方向でもっといい雑誌になって行くんじゃないかなという期待もあります。
ま、なにはともあれがんばってください。>エルマガジン編集部 御中
でも、これで10年ぶりくらいにエルマガとは別に「ぴあ 関西版」も買うことになりそうです。お商売としては「最後まで続けた方がそカタく残る」ていう図式だと思うのでお互いによかったよかったってことだと思うんですが、一部の読者はしばらく雑誌代がちょっだけ多めにかかりそうですw
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