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レクチャー「多様化する現代の美術とメディア」に行ってきました
2007年08月02日 | 関西/大阪アートシーン | | |
大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室で開催されていたレクチャーシリーズ「美術とメディア」の第4回「多様化する現代の美術とメディア」に行ってきました。
レクチャーシリーズ 「美術とメディア」
第4回「多様化する現代の美術とメディア」
会場:大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室
日時:7月8月1日 17:00〜
講師:三井知行(大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室 学芸員)室
会場:大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室
大阪市中央区南船場3-4-26 出光ナガホリビル13階
電話: 06‐6241‐5173 ファックス: 06‐6201‐5759
主催:大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室
本当は本町であった森達也さんと藤井光さんのトーク・セッション(大阪府立現代美術センター主催)に行く予定だったんですが、当日に電話したら定員オーバー。そういえばと思い出して急きょ心斎橋準備室の方に向かいました。ちなみにこの日の講師を担当するのは、同展示室学芸員の三井氏。
もともと出光美術館だったという流れもあるんでしょうか、テーマのわりに年配のお客さんが多かったように思います。内容的には、広い意味での《メディア》とい視点で、デュシャンから八谷和彦まで一通りおさらいし、ところどころにちょこちょこと三井氏の感想や裏話みたいな話が入る感じ。池田朗子さんやかなもりゆうこさんなど身近な作家も何人か紹介されていたり、何年か前ににグループ展でご一緒した岡本光博さんにお会いしたり、気になっていたキャンディス・ブレイツの話なんかも聞けたり、あと帰り道でイラストレーターのTamaちゃんに会ったり、個人的にもいろいろ楽しいイベントでした。
個人的に学芸員の方の話を聞くのはきらいじゃないんですけれど、たまに研究者的な視点に少し距離を感じてしまうこともあったりで、正直あたりはずれあるなぁという印象があります。その点今回のレクチャーは、ある意味三井氏の「好み」がはっきりでいていて面白かったなぁと思います。途中、杉本博司を熱列プッシュ(w)する一瞬があったんですけれど、やっぱああいう姿勢で来られると「じゃあ騙されたと思ってちょっと見てみるか」という気にもなる。もちろんバランスの問題だとも思うわけですが、意外とそういう押しの強さって美術の世界であんまりないなぁと。
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