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[カレイド2008] 大阪証券取引所ビルで松井紫朗の作品を見て来た
2008年03月13日 | 関西/大阪アートシーン | | |
現在開催中の「大阪アートカレイドスコープ2008」レポ、第1弾。大阪証券取引所ビルのロビーに展示中の松井紫朗さんの作品「The Inside's Outside」を見てきました。
内側の外側……はは、いいなぁ。そのまんまでw。でも個人的にどちらかと言えば「外側の外側」って感じなんですけどね。
松井紫朗さんの作品は2001年の東京国立博物館「美術館を読み解く- 表慶館と現代の美術」以来だったんですが、やっぱりこの人は空間へのアートの“持ち込み方”をよく知ってるなぁという感想でした。正直アートと無関係なパブリックスペースにアートを持ち込んで成立させるってすごく難しいことだと思うんですよね。基本通り過ぎられて当然っていうか。そういう環境にあえてアートを持ち込んで、なおかつアートとして成立させるためには、それなりの方法論がいるんだろうなと思います。
っていうか、実際かなりの確率でみんな立ち止まって見てましたしね。それはほんとにすごいことだと……。
あぁ、こういうの見てると大きい作品も作ってみたくなるなぁ。
岡崎 乾二郎「芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション」
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