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本日は納品、作品が手もとをはなれるということ
2008年03月14日 | 岩淵拓郎の仕事 | | |
本日は個人のお客さんに納品。1月の「ビデオ・ランデブー」でも映像で紹介した日めくりカレンダーシリーズ“TOMORROW”を今からひとつ直販でお届けにまいりますw
ちなみに今回のお客さんは友人の結婚祝いとして買われるそうです。こういう具体的な用途があって作品が自分の手を離れていくのはなんとなく嬉しいものです。
ちなみにこの作品はページごとに小さくナンバリングが入っていたりして、そういう事情でプリント自体はぜんぶジブンでやってるので、値段の割にはものすごく手間と時間がかかってますw。まぁ値段に関しては最終的に出てくるものが「所詮はカレンダー」って話なんですが、それはともかく手間がかかりすぎて数が作れないんですね。このシリーズは全部で6種類(“TODAY”“TOMORROW”“YESTERDAY”“ONE DAY”“EVERYDAY”“HOLIDAY”)あるんですが、実際は11個しか作ってません。で、その中から展示用につかったのが2つ、売れたのが6つで、結局なところ今は手元に3つしか残ってません。
よく「この作品は売りたくない」とかいうアーティストがいて、マルチプルばっか作ってきた僕としてはその気持ちが正直さっぱり分からなかったんですが、今になってそういうのも少し分かるようになってきました。自分の手を離れた作品が今どこでどんなふうになっているのかは、知ってみたいような気もするし、知ってみたくないような気もしますが、やはり手もとにすっかりなくなってしまうというのはやはり寂しいものです。ま、この作品に関しては、使っちゃうと1年でなくなっちゃうんですけどねw
ということで、作品ですがどうか気にせずガンガンやぶいちゃってください。
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