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「ギャラリーそわか」が「sowaka」になって再スタート
2008年05月10日 | 関西/大阪アートシーン | | |
先日、京都の知人から「ギャラリーそわかがリニューアルオープンしたよ」との話を聞き、さっそくウェブで調べてみました。あ、ほんとだ。
SOWAKA http://www.sowaka.co.jp/
どうやらリニューアルというより新しいギャラリーとして再スタートした感じですね。名前も「ギャラリーそわか」から「sowaka」に変わっています。また活動方針も以前の「若手作家の発表の場」から「アートを気軽に安心して買える場」という感じになっています。
本当にインテリアとして活躍できるアート作品をプロデュースし 今までアートを購入したことがないような人でも 安心して購入し、楽しんでもらえる独自のシステムを考案し、実行しています。
転載元:SOWAKA|コンセプト
言うまでもなく「そわか」は90年代の初めから閉廊した2006年まで、若手作家の実験と発表の場として京都のアートシーンの一端を担ってきました(このあたりは僕も制作に関わったドキュメントブック「Gallery SOWAKA 1992-2006」を参照)。ただアートNPOやオルタナティヴスペースみたいなものがある今となってみれば、実験と発表の場はすでにそれなりに確保されていて、それよりはむしろどうやって彼らがプロのアーティストになっていくか、そのためにお金がまわるビジネスモデルをどう作っていくかということの方が、少なくとも僕の周辺でも大きな課題となっています。そういう意味で「sowaka」のスタンスっていうのは個人的にもすごく共感できるものがありますね。とりわけ「インテリア」という、あえて誤解を生むところまで踏み込んで書いてあるあたりが面白いなと。
そうですよ、そこで「インテリア」と言ってあげることが実はすごく大切なんだと思います。
ちなみに6/29まで造形作家の本郷重彦氏の企画展が開催されているそうです。オープンは毎週金土日。久しぶりに行ってみようかな。
sowaka
http://www.sowaka.co.jp/
京都市南区東寺東門前町90 sowakaビル 2F
tel&fax 075-691-7074
mail info@sowaka.co.jp
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