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KAVCで若手育成プログラム「No potato of name」
2008年08月19日 | 関西/大阪アートシーン | | |
神戸アートビレッジセンターの伊藤さんから「No potato of name」という若手芸術家育成プログラムについてご案内いただきました。
1floor 2008「No potato of name」
http://www.kavc.or.jp/art/1floor2008年8月23日(土)~9月7日(日)
神戸アートビレッジセンター1F/KAVCギャラリー、1room
入場無料(11:00~20:00 最終日は17:00まで 火曜日休館)
出品作家:青田真也、八嶋有司、吉田周平本企画は、1996年の開館から10年間開催した「神戸アートアニュアル」と同じく、センターの設立主旨である若手芸術家育成の理念に基づいて実施する、新たな若手支援プログラムです。
当センターの1階に向かい合う「KAVCギャラリー」とコミュニティスペース「1room」を1つの空間(1floor)と見なし、若手作家があらゆる要素と対話しながら企画を創り上げます。
1980年代生まれの3名の作家達の作品が1つの空間(1floor)に共存することで奏でられる三重奏をお楽しみ下さい。
参加作家はともに80年代生まれの青田真也、八嶋有司、吉田周平の3人。表現形体が異なる彼らがディスカッションを通して一から作っていくという企画だそうです。っていうか、80年代生れって!!!!
個展は別として、”展覧会を作る“っていう経験はアーティスト自身にとって実はありそうで意外となかったりします。もちろんそれを専門とする立場としてキューレーターがいるわけですが、若い作家の作品が集まる展覧会の多くはそれがもうけられていない場合が多く、かといって作家同士がしっかりと合意形成しながらつくりあげていくというケースもそれほど多くない。で、結局“グループ展”とかよくわかんないこと言ってお茶濁しちゃったりするんだから、そりゃあアンタ社会からも遠くなるわなってな話です。
少し前に世界のナベアツがとあるインタビューで「ジャリズム時代の仕事は弁当のおかずをつくる仕事で、構成作家時代の仕事は弁当箱を作る仕事。その両方をふまえて世界のナベアツはやってます」みたいなことを言ってたんですが、そういう意味で育成事業としての「No potato of name」はよく練られてるのかなという気がします。ただ、ナベアツの場合は“育成”ではなく実践としての”機会“だったわけで、アートもそういう場が増えたらいいのになぁと、もはや“育成”もしてもらえない立場としては思ったりしてw。
初日の23日にはアーティストトークとレセプションパーティーもあるそうです。
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