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「かんなぎ」OP、もはやアニメとAVにしかアイドルはいないのか?
2008年10月29日 | アニメ・マンガ | | |
山本寛監督のていねいな仕事っぷりがうわさの「かんなぎ」のOP。
ふーむ、こりゃアイドルだ。
原作は読んでいないんですが、いちおうストーリー上にも偶像=アイドルな展開があるようで、4話目にしてなるほどなオープニング。にしたって、やっぱ近頃のアニメはいろんな意味でトリッキーだよなぁw。
絵的な視点から見たのひとつのテーマは「光」ということになっているようですが、個人的には「ミクル伝説」から「ライブアライブ」、そして「アイドルマスター」を経由した先にある、アニメーションにおけるリアリティのあり方の問題提起がなされているように受け取りました。なんていうかもはや背景の上でキャラクターが動いているという、いわゆる“記号の集合体としてのアニメーション”には見えないんですよね。それでいて実写的であるわけでもなく、もちろん3DCG的でもない……それでいて存在感を感じられるというのはもしかしたらすごく新しい何かなんじゃないかと。
ちなみに山本寛監督は京橋でスタジオを構えてらっしゃるということで、ぜひいちどメガネフレームに遊びにきていただきたいと思っております。山本監督、もしこのエントリーご覧になってたら、ぜひともご連絡ください。
ちなみに曲は「恋のミクル伝説」「もってけ!セーラーふく」「もじぴったん」などを手がける元ナムコの神前暁。うーん、あいかわらずちょうどいい曲。こういう職人的な仕事ができる人と状況があるということも含めて、もはやアイドルはアニメとAVにしか存在しえいのかもしれないと思ったりします。
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戸松遥 辛矢凡 古屋真
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