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サントリーミュージアム「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代」
2008年11月30日 | 関西/大阪アートシーン | | |
サントリーミュージアムで開催中の展覧会「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 機能主義デザイン再考」はアート、デザイン関係なくマストでしょ。
開館15周年 特別企画展
純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 機能主義デザイン再考
会 期: 2008年11月15日(土)〜 2009年1月25日(日)
時 間:10:30〜19:30(最終入場は19:00まで)
入場料:大人 1,000円
転載元:http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html
「Mr.BRAUN」と呼ばれ、40年以上にわたってブラウン社のプロダクトデザイナーをつとめたディーター・ラムスの仕事とその背景や時代に関する展示。基本はプロダクト展示ですが、全体の流れとキャプション、さらに途中の映像資料なんかもあわせ、親切かつ充実した構成でした。たぶん人によっていろんな見方ができるんですが、個人的にはバウハウスについてもう一度調べてみたくなったのと、アップルのデザインは確実に20世紀のBRAUNのオマージュであることを確認しました。っていうか、フライヤーにもなってるSK4の美しさと古びなさはやっぱ異常。
今の日本のハウスデザイナーってマーケティングに縛られて体のいい仕事しかさせてもらえない(できない?)人たちって印象だとおもうんですが、元はと言えば「デザインは技術とともに生まれる」という意味でのインハウスなんだなって今さらながら思い知らされました。今のブラウンのひげ剃りとかを見て正直あまりそれが感じられないのが微妙なんだけど、こういう企業が日本でも増えたらいいのにと思うと同時に、アートに関してもそんなふうに考える企業が出てくればと……もちろんそれはアーティスト側に対しても同じことが言えるわけだけど。
Braun マルチクイック プロフェッショナル MR5550MCA
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