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本日はパラモデルのアトリエで店番、「まちが劇場、準備中」
2008年12月13日 | 関西/大阪アートシーン | | |
本日は「まちが劇場、準備中」のお手伝いでパラモデルアトリエでの展示の店番中。誰かのアトリエにひとりでいるなんてなんだかおかしな気分……ちなみにパラモデルさんにはお会いしたことすらありませんw。
<大阪の下町におけるプライベートプラントアーカイブ>
パラモデル(林 泰彦+中野裕介)会場:パラモデルアトリエ(山王・柳本酒店横) 大阪の下町における鉢植え・街路樹・屋上庭園をリサーチし写真アーカイブやインスタレーション作品を展示。
転載元:アー”ツクール つれズレなるまま - BreakerProject.net
場所は動物園前一番街と阪神高速をはさんで平行に走る道沿い。となりはいい感じの立ち飲み屋、その何軒かとなりにはヤクザの事務所と、なかなかこのあたりらしいロケーション。
展示の内容は実際に来て見てもらうとして、とにかくお客さんの面白いこと面白いこと。立地もあって来場者のかなりの割合が地元の人だったりするわけですが、もう完全にアートとかどうでもいいところから入ってきて、ものすごいところに食いついてきたり、作品なんか目もくれず喋りたいこと喋りまくったりするわけです。で、さらに面白いのがみんなそれぞれの勝手に用を済まして勝手に納得していって帰っていくこと。つまりどんな文脈のものであれ、この街ではなんでもこの街っぽいやりかたで消化(=機能)していくんだなぁと。比べちゃなんだけど何も言わずに入ってきて何も言わずに出て行くみたいないわゆるギャラリーの空気よりはずいぶん健全。なるほどな、プロジェクト出入り3日目にしてようやく今回の企画全体の趣旨が少し見えてきた気がします。
っつーか、仕方ないけどこれは分かりにくいwww
なんだかんだ言って街とアートとの関わり方っていうのは、ヤリ逃げか、腰を据えるか、その二択しかあり得ないんだろうなと個人的には思ってます。もちろんどちらにもメリットとデメリットがあるわけだけど、“地に足つけて”という意味できっとは隣の立ち飲みなんかをモデルとして考えるべきなんだろうし、実際そういうアートのあり方があってもいいよなと思います。ただそこで難しくなるのはきっと文脈そのものを伝えなきゃいけない“アート”っていう軸足のとりかたそのものだったりするのかもしれないけれど。
神吉 脩「アートによるコミュニティ活動の実践―学校・地域が元気になる!」
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