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ぺちゃくちゃ終了、時にはその軽薄さが大切だと思った
2009年11月24日 |
関西/大阪アートシーン
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大阪市役所で開催された「ぺちゃくちゃ×クリエイティブストリームオオサカ」にプレゼンテーターとして出演してきました。
いちおうYouTubeとかでこれまでのぺちゃくちゃの様子とか見て、なんとなくパーレーノリなイメージをしていたんですが、これがもう見事に裏目って、それなりに雰囲気作ってるとはいえまぁお役所な感じでした。だからもう「御中」とか言い出した時点でもうドンズベり確定だろうな思ってったんですが、それが意外とご好評いただきましてw
御中プロジェクトおもしろすぎる!www
転載元:Twitter / kiyo: 御中プロジェクトおもしろすぎる!www
御中プロジェクト面白い。 #OPK
転載元:Twitter / michi: 御中プロジェクト面白い。 #OPK
モノよりコトのプレゼンが面白かった。御中プロジェクト、応援したい。
転載元:Twitter / de facto standard: モノよりコトのプレゼンが面白かった。御中プロジェクト ...
http://twitpic.com/qckpw - ぺちゃくちゃしゅーりょー。御中と男前豆腐の人面白かった。今からDでご飯。
転載元:Twitter / comci: http://twitpic.com/qckpw - ...
もちろん他にもいろんな方が出演してて、個人的に興味深かく思えるものもいくつかありました。中でもプロダクトデザイナーの谷山示さんのお仕事は、条件と視点の置き方が面白いなぁと。あと元アーキベンタの原田君とかにも久しぶりにお会いしたりして、grafの服部さんともはじめてお話ししたりして、実はちょっと風邪ぎみでフラフラだったんだけど楽しかったです。
で、まぁぺちゃくちゃシステムの話。正直「20枚のスライドを1枚20秒で」っていうしばりの意味がよくわかんなかったんだけど、実際にやってみてなるほどと納得できる部分はありました。誤解も承知で言うなら、良くも悪くも仕組みとして軽薄。だからこそ作れるスピード感とか、内容的もそぎ落とされて目的だけが伝わる感じがある。だから、そもそも「プレゼン」ってこういうもので良いんだろうなぁと思う反面、この方法論での繋がり方は正直限られてるなぁというのも感じました。この点を理解しておかないと結果としてかなり上滑りな会にもなりかねないなぁと。
でも、大阪で泥臭いムーブメントばっかりに足突っ込んでると、たまにはこういう軽薄な場もわるくないなと思いました。それでみんな分かりやすく東京にいっちゃったりするのもどうかなと思うけど、たとえばTwitterとかTumblrとかテクノロジーの末端で起こるムーブメントなんてどれひとつ軽薄じゃないものなんてない訳だし、そのことを分かった上で一度軽薄に繋がってみようというのはすごく大切なことなんじゃないかなと。
今回は日本でぺちゃくちゃをひろめたマーク・ダイサムさんにもお会い出来たし、機会があれば僕も企画してみたいなと思います。
▼ プロフェッショナルプレゼン。 相手の納得をつくるプレゼンテーションの戦い方。 (ハードカバー)
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