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今週土曜日のSHOWCASEは杉山知子さんの「日常の芸術学」
2010年02月26日 | 208南森町 | | |
残すところあと○回となった208 SHOWCASE。今月はアーティストで、神戸を拠点に活動するアーティストグループ・C.A.P.(芸術と計画会議)代表の杉山知子さんをお迎えします。テーマは《日常とアート》、聞き手はひさしぶりに僕やります。
208 SHOWCASE #063
杉山知子「日常の芸術学 〜 Aesthetics Of Everyday Life」
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2010/02/showcas063.html
「アートな日常」とか「アートのある日常」とか言うとなんだか安い雑誌の特集みたいだけど、日常とアートがごく自然に混じり合って毎日を機能させるということは実はけっこう普通のことなのかもしれないと、杉山さんを見ているとよく思う。アーティストであり、母であり、妻であり、C.A.P.の代表である“トモさん”は、いつ会ってもその全部で、つまり“トモさん”そのものだ。だからという訳ではないけれど、例えばアートについて考えをめぐらして逆にアートがなんだか分からなくなったような時、彼女に会うと一瞬「なぁーんだ」という感じになって、それまで考えこんでいたことが急に可笑しく思えたりする。ま、だからと言って問題が解決される訳じゃないんだけど……。
ということで、今回の208 SHOWCASEではそんな杉山知子さんをお迎えして、《日常とアート》という切り口でお話をおうかがいします。(岩淵拓郎)
日 時:2010年2月27日(土)
19:00〜(トークは20:00〜)
会 場:208南森町
参加費:1,500円(1 drink+今月のパスタ)
定 員:15名(要予約)
《杉山知子 PROFILE》
1958年神戸市に生まれる。1984年京都市立芸術大学修士課程修了。1981年より京阪神をはじめとして各地で個展、グループ展を開催。「アート・ナウ」、「水戸アニュアル'92」、「 震災と表現展」など、数多くの展覧会にも出品している。近年は、企業スペースや公共施設に設置するオブジェ制作も手がけている。また一方、1994年にアーティスト11人と、社会と芸術を結ぶ新たな仕組みを創る「C.A.P.(芸術と計画会議)」(2002年NPO法人格取得)を設立。以後アートを軸にした場の提供を積極的に展開している。1997年には、神戸市所有の旧神戸移住センターを使って「CAP HOUSEー190日間の芸術的実験」を開催。以後同建物において約8年間、実験的なアートスペースを運営。様々なアーティストが集うユニークな拠点として広く認知される。2008年には、神戸港第4突堤の上屋にて、「STUDIO Q2」プロジェクトをスタート。2009年6月からは指定管理者として「海外移住と文化の交流センター」(旧神戸移住センター)において、主に芸術の国際交流事業を担当する。1998年兵庫県芸術奨励賞受賞 、2006年神戸市文化奨励賞を受賞。
個人的には女の人、それもアートのど真ん中ではなくてその周辺にいるような人たちに来てもらえるといいなぁと。最近ではアートが社会っていうテーマの上で語られることが多くなってきましたが、それ以前の問題としてアートもしくはアート的であることが個人の暮らしにどう作用するかみたいな話ができればと考えてます。
ということで、要予約でよろしくお願いしまーす。
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