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岡山「朝鮮学校ダイアローグ」アーティストシンポジウムに出演
2010年07月15日 | 岩淵拓郎の仕事 | | |
岡山でさまざまなアートプロジェクトを手がけているアーティストの真部剛一さんらが企画するプロジェクト「朝鮮学校ダイアローグ」のアーティストシンポジウムに出演してきます。
朝鮮学校ダイアローグ
―もう一つのジモトの「風景」と「記憶」のアートプロジェクト―
1974年6月、岡山市西古松にあった旧岡山朝鮮初中級学校が、施設の老朽化と手狭により岡山市藤田に移転した。戦後の高度経済成長期を経て新しく設立されたキャンパスには、岡山で生活基盤を築いた在日コリアンたちの未来への夢が詰まっていました。その後、2000年4月に学生数の減少、運営難を背景に、より充実した教育環境で教育をする為に初級部・中級部を倉敷朝鮮初中級学校と統合され、今日に至っています。この度、「朝鮮学校ダイアローグ」の舞台となる旧岡山朝鮮初中級学校(藤田)は現在幼稚園のみ運営され、体育館以外の本舎はキャンパス としての役割を終え、学童保育の場として活用されています。
本舎の3階を利用して行われる今回の企画は、岡山で活躍している現代美術家の真部剛一のアートディレクションの下、在日コリアンの 若者たち、県内外のアーティストや社会学者が連携することによって、旧岡山朝鮮初中級学校を利用したアートプロジェクトの試みで、 来年の本イベントに向けたプレイベントにあたります。今回は、在日コリアンの記憶に学び対話(ダイアローグ)することが中心となりますが、同時にアーティストがそうした対話のなかから、来年に向けて「もう一つのジモト」への表現の可能性をさぐる場でもあります。
日 時:2010年7月18日(日)・19(月・祝) 10:00-17:00
会 場:旧岡山朝鮮初中級学校3階
主 催:ダイアローグ岡山実行委員会
助 成:福武教育文化振興財団
◇シンポジウム:アーティストトーク
来年度に向けて、出展予定のアーティストや、アートプロデューサーを招いて、朝鮮学校という場での表現の可能性についてトークを行います。
参加者:岩淵拓郎・岡田毅志・漆 崇博・真部剛一
日 時:7月19日(月・祝) 14:00-15:30
転載元:朝鮮学校ダイアローグ
真部さんとは2005年の大阪アートカレイドスコープの「アートNPOを続けること、辞めること(アーティストの視点から)」というトークイベントでご一緒して、それ以来いろんなところで偶然お会いして立ち話するくらいの関係だったんですが、今回はこういうちょっと意外な形で声をかけてもらいました。
今回のプロジェクトは真部さんと河島さんというホームレスの人によるワークインプログレス形式の作品展示を核としたもので、それが朝鮮人学校で行われるというある意味「マイノリティ縛り」な企画。さらにそこにローカリティって要素もあったりして、普通に考えると論点は少し難しいようにも思いますが、実は数年前の「こころのたねとして」に繋がる部分があったり、あと最近で言うと「《音楽》の正しい聞き方」で佐々木敦さんが置いていってくれた《ローカリティと表現》という文脈もあったりして、この際なのでいろいろ話してみたいことがあります。まぁ、どういう感じになるかちょっとわかりませんが、興味のある方は遊びに来てください。
ちなみに僕は18日に入って21日まで岡山に滞在します。20日は元築港ARCのジャターニがやってるアーティストゲストハウス「かじこ」でちょっとしたイベントもやることになってます。昼間はアーティストトーク以降は結構のんびりしているので、誰か遊んでください。連絡はTwitter経由でよろしく。
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