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阪急メンズ館にて新しいナイスガイ像を編集するサロンプロジェクト「クロスレコメンドラウンジ」スタート!!!!
2010年11月23日 | 岩淵拓郎の仕事 | | |
ちょこちょことあっちこっちで前振りしてきましたが、大阪の阪急百貨店メンズ館にて、僕とアサダワタルとの放課後型企画ユニット「カラムワークス」でディレクションするサロンプロジェクト「阪急メンズ館 presents クロスレコメンドラウンジ」が今月からスターとします!
阪急百貨店メンズ館 presents
クロスレコメンドラウンジ
http://umeda-hankyu.jp/MensFashion/Hankyu-Mens/2010/10/20101029_160000_22410.html
ファッションと、その周辺のさまざまなテーマ(本・音楽・アート・旅・料理・仕事 etc)について、お客様自身がおすすめのアイテムやエピソードを持ち寄り、お互いに語りあう参加型サロンを開催。毎回、テーマに合わせて、主に関西で活躍するクリエイターを招いてトークライブも行います。
期 間:2010年11月より第1期実施
半期ごとにテーマを設定、毎月1回実施で計5回〜6回
会 場:阪急百貨店メンズ館3階メンバーズラウンジ内
参加費:シーズン単位での申し込み:8,000円
各回申し込み:2,000円
定 員:各回約20名
企 画:カラムワークス(アサダワタル×岩淵拓郎)
主 催:株式会社阪急阪神百貨店 メンズ館
百貨店でおこなわれるイベントとしては参加型で、コンセプト的にもかなり突っ込んだ内容になっています。くわしくはメンズ館のサイトにアップされている企画書(PDF)を読んでいただければ伝わると思うのですが、とりあえずここではコンセプトだけ転載。
かつてファッションが音楽や映画とともに語られた時代がありました。ファッションは音楽や映画に多大な影響をあたえ、音楽や映画もまたファッションに様々な影響を及ぼしました。さらにそしてそうした影響はアートやデザイン、サブカルチャーなどの分野へと伝わり、その時代を生きる人々の考え方や生き方をも映しだしてきました。ファッションについて語ること、それは音楽や映画を語ることと同義であり、すなわち《生き方=ライフスタイル》そのものを語ることだったのかもしれません。
一方、現代は文化的な断片化が進んでいると言われています。溢れかえる情報と張りめぐらされたマーケティングの中で人々は断片化され、本来そこにあったはずの《生き方》を語ることが失われつつあるようにも見えます。
ファッションや音楽、アートなどについて、誰もが自由に語り合うこと。そしてそれを通していま一度《生き方=ライフスタイル》について見つめ直すこと。そんな想いから阪急百貨店メンズ館は新しいプロジェクトをスタートさせます。その名も「阪急百貨店メンズ館 presents クロスレコメンドラウンジ」。さまざまな人々のクリエイティブで刺激的な感性が交差する、驚きと楽しみに満ちた文化の発信地であり続けることを目指します。
個人的な想いを重ねて話せば、やっぱテキストの断片化とコンテキストの細分化が起こりまくってる今、もう一度僕たちは文脈なり物語をD.I.Y.的に組み立てて、それをもういちど社会とか文化とかいう大きなフレームに返していかなきゃいけないなと思うわけです。それがたぶん僕が1年ほど前からいろんなカタチで扱ってきた《批評性》であり、ワタルちゃんの言う《編集》って話なんだと思っています。今回は企画の最初にファッションていう文脈があって、その先にあるひとつのビジョンとしてメンズ館が標榜する「ナイスガイ」というイメージがあるわけですが、それをこのタイミングでジャンルを超えて再編集・拡張して、もういちどファッションの流れに返そうというような試みです。
ということで、興味のある方はぜひ阪急メンズ館まで足をお運び下さい。
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