2006年06月21日

泥沼化するバナナホール問題

2006年06月21日 | 音楽 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

以前にも紹介した大阪梅田の老舗ライブハウス・バナナホールの閉鎖問題が泥沼化してきたようす。

2006年6月16日

今回バナナホールが、所有者であるIT企業イーディーコントライブ株式会社から立ち退きを求めて提訴された件で、相手方からバナナホールを無くす事についての話し合いは当方には一切ありませんでした。今回の提訴の前に相手方は当方に対して4月14日に裁判所に「建物明渡断行仮処分命令申立」なる裁判を起こしておりました。

上にも述べたとおり、立ち退きを求める仮処分の裁判を申し立てておりました。それは法的に十分効力のあるものにも関わらず、5月25日に自ら取り下げ、長期の裁判に移行したという経緯は明らかにされておりません。

一部の報道では、バナナホールは契約違反を犯し不当な営業をしていると取れる内容のものがありますが、当方は25年間営業を同所でして参りましたので立ち退きに対し承諾していない以上、当方には営業権があり再開を目指す事は法律で認められているので違法性はありません。

家賃を支払えるような営業を続けられるような環境をつくる事は貸主の義務であり、そこを妨げているのは貸主自身の義務違反であることは弁護士を通じ相手方に伝えていますが、それについての返答は来ておりません。

「定期付賃貸借契約」における借主のリスクの説明義務を怠った事は仮処分裁判中に相手方は認めております。

尚、バナナホールに今回の訴状が未だ届いておらず、訴訟が起こされた事は報道関係から知らされたので詳しい内容を当方は分かっておりません。

一方的な見解が全ての事実ではない事を御理解頂きます様に宜しくお願い致します。

バナナホール

転載:バナナホール

イーディーコントライブさんもそんなにムキになることないっしょ。これだけ多くの人がバナナホールの存続を望んでいるという事実をこういうカタチで押しつぶすことしか出来ないってところが、企業としてフトコロ浅すぎ。Webサイトに高卒創業者まで出してベンチャー社風をアピールしてんだったら、ゴチャゴチャいわず潰れかけのライブハウスくらい救ってやればいいやん。

っていうか「ベンチャー精神」ってこと自体がすでに色褪せぎみであることに気づいてます?

15:04 | コメント (1) | トラックバック (1) | 固定リンク

フリッパーズギターとコーネリアス、新譜より気になる再発

2006年06月21日 | 音楽 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

6月に入ってフリッパーズ・ギター関連のリリースのアナウンスが2つ。

フリッパーズ・ギターの名盤が、紙ジャケ&リマスターで再発!

〈渋谷系〉というムーブメントを形作った重要なアーティストであり、90年代の日本の音楽シーンに大きな衝撃と影響を与えたフリッパーズ・ギター。小山田圭吾と小沢健二というふたつの強力な才能がそろったこのユニットのアルバムが、新たに再発されることが決定した。

掲載元:MSNエンターテイメント
CORNELIUS、5年ぶりとなるシングル“MUSIC”を8月23日に発売

CORNELIUSが、8月23日にニュー・シングル“MUSIC”をリリースすることが発表された。収録曲などの詳細は明らかにされていないものの、01年にリリースされたアルバム『Point』以来5年ぶりとなるオリジナル作を待ち焦がれたファンも多いはず。オフィシャルサイトもリニューアルされたばかりなので、そちらもぜひチェックを。

掲載元:bounce

コーネリアスの新譜よりもなぜかフリッパーズのリマスターの方が惹かれるのは、やっぱ今さら教授なんかとツルんでいるというトホホな現実からかでしょうか? もちろんそれ以上に「Point」が良すぎたっていう話もあるわけですが。

それはさておき、bounceにも書いてある通りコーネリアスのWebが更新されています……って、QTVRだけかよぉ! このあたりの不親切さというか思い切りの良さは元相棒とほんといい勝負だと思います。

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「凉宮ハルヒの憂鬱」12話がすごいことに

2006年06月21日 | アニメ・マンガ | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

このところ何かと話しに上がる「凉宮ハルヒの憂鬱」だが、最新の12話がもうすごいことになってる。

ストーリー的な設定としては学祭。これは原作にない部分なので言ってみれば補足エピソードだが、とにかく「学祭」の空気感が120%充満。特にハルヒたちのライブシーンはそこらへんの実写のライブ映像よりはるかに生っぽい。たぶん実際にビデオに撮った映像を元に描かれているんだとおもうけど、単に描写が精密という以上に何というか描かれるはずのないモノがそこに描かれて、そしてガンガンに動いてる。なるほど、"anime"ってこういうことか!

正直のところこれまでハルヒに関しては、なんというかその「ヲタ臭」も含めてちょっと冷めた目で見てたんだけど、もうここまでくると認めざる得ない。とりあえずあと2回を残すのみとなったが、ストーリの展開も含めて、最終回が楽しみだ。

02:39 | コメント (0) | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年06月20日

トンカ書店、今日は気分がいい

2006年06月20日 | 日々嘉綴 随筆 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

6月19日、208にて起床。どうしようか迷ったが、ずいぶんと晴れていたので久しぶりに神戸に行く。

CAP HOUSEに上がる途中、なんとなく遠回りしてトアウエストを歩いていると、メガネヤの市川氏より教えてもらった古本屋・トンカ書店のことを思い出して立ち寄る。それほど広い店ではないが、大きな窓があるせいかあまり狭苦しさを感じない、気持ちの良いお店。棚ごとに「乙女」「平成サブカル」「なつかし漫画」などなんとなくのテーマが見え、それぞれの品揃えもあわせて妙な詮索がおもしろい。このところ市川氏の影響で、すっかり古本屋ファンになってしまった。店の端にあるほんの2席ほどのカフェスペースでジュースを呑み、いい具合に日焼けした背の伊藤整『女性に関する十二章』を買う。お金を払うついでに、レジの女性にメガネヤから聞いて来たことを伝える。

060619_tonka.jpg

鯉川筋に出て、CAP HOUSEに上がる間、鍵屋で家の合鍵を作る。待っている間、店内の椅子に座ってDSをやっていたら、店員から「私もDSはまってるんですよ。Liteじゃないんですけどね」と声をかけられた。なんだか今日はとても気分がいい。

02:01 | コメント (0) | トラックバック (1) | 固定リンク

2006年06月19日

208 NewsMail vol.023

2006年06月19日 | 関西/大阪アートシーン | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

■introduction

大阪南森町のワークスペース「208」がお届けする月に1度のご挨拶、208 NEWSMAILです。梅雨をすっ飛ばしていきなり夏になっちゃいそうな天気が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
今月の208には大きなニュースが2つ……新メンバーの参加と新企画のスタート。もちろんおなじみのSHOWCASEもやります。お楽しみに。


■新メンバーの紹介:アサダワタル(大和川レコード)

皆さま。はじめまして。
この6月から南森町208のメンバーになりましたアサダワタルと申します。映像を撮ったり、音楽を奏でたり、展覧会を開いたり、いろいろ活動しております。今年の3月まで大阪のアートNPO cocoroomで常勤スタッフをしておりまして、現在は小さな映像プロダクションでお仕事しております。208では、思い付き一発の企画から、綿密な企画までいろいろ打って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

<アサダワタル PROFILE>
http://www.geocities.jp/endeavor0203/
1979年大阪生まれ。大阪市立大学卒。映像作品、展示作品、CD作品の制作、弾き語りやパフォーマンスなどを通じて、"日常"と"表現"の狭間を探求。地域プロジェクトやNPO運営などに携わる。映画館におけるプロジェクト「風倒木地(ふうとうぼくち)」主宰。'05年6月にCD作品集『選び採取られた日常』全国リリース。様々なジャンルの作家とのコラボレーションを行いながら、過去に打楽器奏者として、01年から04年の間に、越後屋(NOISE McCARTNY RECORDS)、SamuraiJazz(cubicmusic)などのアンサンブルにて国内外で数枚のアルバムを発表。また映像プロダクションにて各種VP制作、教育用教材のプランニングを担当。


■今月のイベント:208 SHOWCASE #020 〜 杉原秀樹×清水克久(美術)

 

毎回さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお招きして、その活動についてお話をおうかがいする208 SHOWCASE。今回は少し風変わりな作品を制作されている2人の美術作家をお招きして、それぞれの考える「現代美術」についてお話しいただきます。今や「何でもアリ」のように見える現代美術ですが、今いちどその根底にある視点や考え方を作家の対談を通して捉え直します。

・2006/6/24(土)
 208 SHOWCASE #020
 「対談:なぜ僕たちはこれを現代美術と呼ぶか?」
 杉原秀樹(美術家)×清水克久(美術家)

 時 間:19:00〜(トークは20:00〜)
 参加費:1,000円(1 drink+今月のパスタつき)
 定 員:15名
 申込み:こちらのフォームよりお願いします。

<杉原秀樹 PROFILE>
http://www.sugihide.net/
1970年京都生まれ 1992年京都精華大学美術学部テキスタイルデザイン専攻卒業 人・人間関係をテーマに主にインスタレーションの作品を発表する、狙いとしては、ちょっとした笑い、ちょっとしたエロ、ちょっとしたしょうも無ささ。1998年に写真と現代美術の勉強の為に渡仏しパリ第八大学に編入するも語学的にヤバくすぐドロップアウトする。帰国後、2003年からは京都のギャラリーそわかで個展、鑑賞者体験型のインスタレーションの発表を行う。

<清水克久 PROFILE>
http://www.asahi-net.or.jp/~av9k-smz/
1960年京都生まれ。1998年CCA北九州リサーチプログラム修了。1991年ごろからギャラリー(主に京都市)などで発表する。日常の何気ないモノ、ありふれた市販品や既製品を使ってインスタレーションを展開。今年3月、築港赤レンガ倉庫(大阪市)でのグループ展では、会場上空にヘリコプターを3分間配置。ホバリングするヘリコプターが鑑賞者を驚かす。


■今月の208サロン:「サロン・ド・森」 NEW!!!

新企画! 208メンバーや周辺のクリエイターがそれぞれの自主企画で定期的にサロンを開催していくことになりました。オールナイトのビデオ上映会からマニアックな趣味の集いまで、とりあえず数人が集まってスタートしますので、興味を持たれた方は遊びにきてください。で、今月は手始めに「森」からスタート!

・7/12(水)「サロン・ド・森 〜 DSと森の集い」

毎月第2水曜は《ニンテンドーDS》と《どうぶつの森》を持って208に集合! 無線機能でつないで、大人数で釣り競争やかくれんぼしまくりでDSと森で遊びまくりましょう! もちろん森以外のゲームも大歓迎。みんなでやってみたいゲーム、人にお勧めしたいゲームを持ってきてください!

時 間:PM7:00〜
企画者:岩淵拓郎(5240-5769-1877:ヒバリガオカ村)
参加費:500円(+1 drink)
定 員:10名(要予約)
申込み:こちらのフォームよりお願いします。


■イベントリポート

・5/27(土)
 208 SHOWCASE #019
 「メガネヤのメガネバナシ 〜 古本をとおして見た世界」
 プレゼンテーター:市川ヨウヘイ(古本屋「メガネヤ」店主)

5月のshowcaseでは、古本屋「メガネヤ」店主の市川ヨウヘイさんにお越しいただき、古本と古本屋と古本流通や古本屋の視点から見た世界についてお話をおうかがいしました。市川さんはまだお客様ご来場前の208に到着するやいなや面白いお話を次々と展開、スタッフは準備の手をとめてしばし聞き入ってしまいましたが、これではスタート前から話が先に進みすぎてしまってもったいない!と我に返った一同がストップをかけるほどでした。もちろん本編でも、一見混沌とした内容をさらりと筋道を通して語る市川さんのトークが炸裂。実際はコンテンツが主役のはずの書籍が古本の大量流通時代においてモノとして片付けられている現状、そしてそれを逆手に取った上手な古本の買い取りについてなど身近な話題から、古本を介したコミュニケーションのお話では「BLもの」という、聞いたことはあるんだけどその趣味の人がまわりにいない私にとってはまさしくマンガのようなお話まで他にもいろいろと、あっという間に時間が過ぎてしまいました。BLものって何?という方はぜひメガネヤさんを訪れて市川さんご本人からその楽しいお話を聞いてみてください。 市川さん、楽しいお話を本当にありがとうございました。(真)


■メンバーと周辺からのお知らせ

□今月の大和川レコード
 大和川レコードことアサダワタル、今月の活動です。

・6/23(金)「salon des partisans #3」
会場:伽奈泥庵(谷町8丁目 http://www.kanadian.org/
19:30〜 adv:2000円 door:2500円(共に1d付き)
piana/mute1945/大和川レコード/他

・6/25(日)「白宙夢」
松屋町にある築50年のビルが2006年6月いっぱいを持ってその歴史を閉じます。松屋ビルに捧げるレクイエム企画。大和川レコードは昼の12:00からビル屋上を使ったパフォーマンス。
会場:松屋ビル(大阪府大阪市中央区松屋町3-23)
11:00〜21:00 charge:1000円


□岩淵「夏の作文ワークショップ、今年はラブレター」
神戸CAP HOUSE、夏のワークショップウィーク・アート林間学校に今年も作文講座で参加します。今回はなんと文章の最終兵器・ラブレターに挑戦。文章で感情を表現するための手法を実践を通して学んでいきます。参加対象は小中学生。お子様の健全育成に是非!

・8/2(水)「前略 君がだいすき、あの海辺よりも!」
大好きなあのコに勇気をふりしぼってラブレターを書いてみよう。自分の気持ちをちゃんと言葉にすれば、きっと相手にも伝わるはず。文章の専門家がココロを伝える書き方をこっそり教えます。このキモチ、トドケー!
会場:CAP HOUSE(神戸 http://www.cap-kobe.com/house/
時間:13:00〜15:00
対象:小中学生 / 持ち物:筆記用具


■208からのお知らせ

・showcaseプレゼンテーター募集
208でご自身の活動のプレゼンテーションしてみませんか? 現代美術からベンチャービジネスまで、内容が面白ければジャンルは問いません。もちろん個人でもグループでもOKです。もちろん費用はかかりません。興味のあるひとはぜひ一度ご連絡ください。

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