翌日

2006年01月24日 | 日々嘉綴 随筆 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

23日。ここ数日WSの準備で少し気がはっていたのか、昼まで寝ていた。昼食をとって、京都精華大の公開講座の打ち合わせで大阪へ、須川さんという女性の方と一緒にcommon-cafeに行った。須川さんはメールのやり取りが何度かあっただけで今日が初対面だったが、なかなか気さくな方。会ったとたん喫茶店の窓ガラスでコンタクトがずれを直していた。

common-cafeは今年はじめて、髪を切った樹里ちゃんに新年の挨拶をする。須川さんから公開講座の趣旨を説明してもらい、可能性を探る。「アマチュア以上・プロ未満な情報発信に必要なことと欠けていることをフォローする」という点でおおよそ合意、月末までにいくつかの提案をすると約束する。

須川さんと別れたあともしばらくcommon-cafeに残る。体が冷えていたのでカフェ・オレを注文し、樹里ちゃんとスローなトーク。するといかにも無神経なスーツのオッサン2人が入ってきて、やれ「山納氏はいないの?」だの「タバコうってないの?」だの喧しく話しだしたので、気がめいる前に撤収。梅田あたりを少し歩き、川西の西友で食料を買い込んで帰宅。家に着いたとたんアポリアの小島氏からTEL、明日も夕方から打ち合わせになった。

03:15 | コメント (0) | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年01月23日

ほんのりとした充実感

2006年01月23日 | 日々嘉綴 随筆 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

22日。プラネットステーション・ワークショップ当日。11:00入りの予定だったが、道がすいていたせいで10:30に到着。プロデューサールームではすでに何人かのスタッフたちがスタンバイしてくれていた。すこし挨拶をして、会場となる会議室にて準備。といっても、机を並べて、そこにモチーフとプリントを並べるくらい。森ノ宮のモスバーガーでアシスタントの峪田とボランティアの近藤さんと食事をとりながらWSで話す内容を簡単にメモ書きする。めずらしく少し緊張する。

12:45、会場に着くとすでに受講者の高校生でいっぱい、若さに少々ひく。運営スタッフ・岡田さんの軽い紹介の後、ワークショップ開始。美術の中でコンセプチュアル・アートがどういう位置づけにあるかを簡単に説明した後、コスース「1つと3つの椅子」を引き合いに概念的な視点について講義。もの珍しさか最初はそこそこいい反応だったが、内容が授業的になると極端にテンションが落ちていくのがわかる。そのあたりはもっと上手い進め方があるのだろうが、ワークショップの不慣れな自分にはそのあたりのメソッドがない。

ただ、実際にモチーフと向き合う段階に入ると彼らは本当に真摯で、思ったよりもずいぶんと器用に意味を引き出しはじめる。なかにはこちらが「辞書うつしたの?」と聞くくらいによく出来た内容のものもあった。そして実制作にはいると、ほとんどの受講者はもう手がつけられないほどに好き勝手で、コスースという名前も忘れるほどだったけれど、ずいぶんと楽しそうだったのでこれも良しとするかとといった気分になる。段取り不足、とりわけ撮影周辺がずいぶんとトラブってしまったが、そのあたりはプラネットの古谷氏が中心になってフォローしてくれた。

途中からはむしろこちらがオロオロするくらいに事は勝手に進み、結果的に無事35個の「1つと3つの○○○」ができた。お題目だった「コンセプチュアル・アート」という視点から見ればずいぶんと違う方向にも行ったが、どれもまぁずいぶんと個性派で見ていて純粋に楽しかった。いやむしろ、その中にワークショップの意図を的確に捉えてカタチにしたものがいくつかあったことに驚いた。

WS終了。プロデューサールームに戻って、WSを後ろで見てくれていた青少年活動財団の久保氏と少し話す。彼は野外活動の企画などが専門だそうだが、アートの領域で出来ることにも積極的に取り組んでいきたいとのこと。美術家と名乗りながら美大にもギャラリーにも縁がない自分としては、実はこういう他分野の人たちとする仕事がとてもしっくりくる。スタッフがおりてくるのを待っている間、手伝いをしてくれた新今宮の高校生とイカ焼きを食べた。受講者のアンケートに一通り目を通し、結局プラネットステーションを出たのは19:00。

帰りの車の中で、峪田と本日のおさらいと評点。自分は65点、峪田は75点、まぁどちらも合格点。ほんのりとした疲れと充実感を感じながら、なぜか千里に寄り道して映画のレイトショーを見ることになった。「博士の愛した数式」。博士の話と昼間自分がしゃべった話がだぶって聞こえておかしかった。

23:19 | コメント (0) | トラックバック (0) | 固定リンク

『縦切りと、横切りの美術史』

2006年01月23日 | 岩淵拓郎の仕事 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

C.A.P.のメンバーで、ここ数年デュッセルドルフで活動されているアーティスト・倉智久美子さんのドイツレポートイベントに聞き手としてし参加します。ドイツのアートシーンの現状のほか、個人的にヨーロッパの208みたいな活動についても聞けたらなと思っています。ぜひ、お越し下さい。

0601_kurachi.jpg

2006/1/28(土)18:00〜
イブニング アート パーティー
「縦切りと、横切りの美術史ードイツで、解ったことー」
お話し:倉智久美子(美術家/ドイツ在住)
聞き手:岩淵拓郎(美術家)

会場:CAP HOUSE(神戸)
参加費:¥1,000 1ドリンク込み
概要:ドイツではいろいろなことがどのように進められているのか、(日本では)終わった筈のモダンアートが何故いまも命脈を保っていられるのか、また若いアーティストたちの運営するスペースについてなど、質疑応答を中心に日本とドイツの芸術環境を比較しながらお話したいと思っています。

14:17 | コメント (0) | トラックバック (0) | 固定リンク

しおりの気配

2006年01月23日 | 日々嘉綴 随筆 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

shiori.jpg

しおりには気配がある。

中断された物語、停止する物語、再開する物語、そこにある時間

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2006年01月21日

コンピュータソックスと300円アダルトDVD

2006年01月21日 | 日々嘉綴 随筆 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

20日。某新聞社取材のため神戸へ。13:00、取材に同行してくれる石谷ばんび氏と合流、昼食をとる。年末年始やMacExpoの話。石谷氏は会うたびにタイムリーな話題を提供してくれる。

14:00、取材。新聞の仕事を受けることはあるが、新聞社に取材というのは初めて。テレビモニターと書類の山が積み上げられたデスクの並ぶ、いかにもスポーツ新聞社のオフィスといった感じの編集局で撮影、その後写真用のカフェで取材を行なった。

16:00、取材終了。石谷氏と軽くお茶をして、ハーバーランドのダイソーで週末のワークショップ用の素材物色。「コンピュータソックス」という謎の商品と、300円均一のアダルトDVDを発見した。

18:00、CAP HOUSE。CAPの連中とお茶を飲んだ後、鯉川筋のモスバーガーで夕食。

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