2009年06月24日
大阪市立近代美術館と提案書「これからの美術館」
仮称とか準備室とか言いつつ保留され続けてきた大阪市立近代美術館の設立計画が、ようやく動き出したもよう。
大阪市では、幅広い見地から近代美術館のあり方について審議するため、平成21年6月9日に第1回目の「近代美術館あり方検討委員会」を開催します。この委員会では、平成10年に作成した「大阪市立近代美術館(仮称)基本計画」を見直し、市民の理解を得られるよう、近代美術館のあり方について検討します。
転載元:大阪市 ゆとりとみどり振興局 【報道発表資料】第1回近代美術館あり方検討委員会を開催します
こんなご時世そもそも“近代美術館”という存在そのものが市民の理解を得られるかって話はさておき、仮にも東京に次ぐ大都市である大阪に近代美術館のひとつぐらいないとまずいっしょっていうのももちろんあるわけで、せっかく作るならちゃんと“機能”するものがいいなぁ……って、まあ僕は大阪市民でも大阪府民でもないわけですが。
で、実は先日これがらみである関係者に美術館に関する古い資料を送ることがありました。94年10月に関西で活動する11人のアーティストが連盟で神戸市に出した提案書、その名も「これからの美術館」。
当時神戸にはとにかく美術館をあっちこっちに立てる計画があったそうで、それに対するアーティスト側からの物言いとして出されたのがこれ。ちなみにこの2ヶ月後に阪神大震災が起きて、神戸市も兵庫県も美術館どころではなくなって、11人のアーティストもどうしようかぁーみたいな感じになって、そんなこんなで結成されたのが現在のC.A.P.だったりします。
この資料の面白いのは、空間に関してアーティスト側からかなり具体的なレベルでの提案がなされている点。例えば、壁の材質はこれがいいとか、天井高は最低どれだけ必要だとかとか、いわゆるハード(建築家?)主導の美術館建築で見落とされがちな“展示まわり”についてかなり突っ込んで触れられています。また運営体制や教育機能といった今後の美術館のあり方についても、その主体の一端を担うはずのアーティストという立場からいろいろと触れられています。少し古い資料なので時代的に少しズレた感じのする部分もありますが、そもそもアーティストから美術館に関する提案書が出されるという事自体あまり例がないことだと思うので、興味のある方はぜひ目を通してみてください。
で、ここまで書いて疑問。はたしてアーティストは美術館にとって本当にそのの一端を担うべきなんでしょうかね。言うまでもなく美術館には政治的意義も大きいわけで、そう考えるとそこにはアーティストはおろか市民すらもいなくて正解みたいな感覚があったりするのかなぁと。別にそれが悪いわけではなく、それはそれできちんと政治的に機能すればいいわけだけど。
ふーん、なんだかねぇwww
美術館の可能性
並木 誠士
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2009年06月19日
あしたはこなもの食わね?
明日は208で作りたい人も食べたい人も大集合のこなものパーティー。
208 SALON こなわく vol.10
とうとう10回!まつりだこなわく
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/06/konawaku10.html
おかげさまで10回目を迎えてしまったこなわく。これまでに作った水餃子、焼売、包子などなど中国のこなものを山盛り作って山盛り食べましょう。 いっぱい食べたい人も大募集!
日 時:6月20日(土)
15:00〜(食べる人は17:00〜))
会 場:208南森町
作る物:中国のこなものいろいろ
テーマ:これまでの復習
講 師:辻並麻由(粉モノ大好き)
参加費:1,500円(材料費込+1drink 込み)
持ち物:スープの具、エプロン又は汚れても良いTシャツ、三角巾のようなもの
お願い:爪は短く切っておいてください。
定 員:作る人10名(要予約)、食べる人10名(要予約)
《辻並麻由 プロフィール》
さまざまなこな料理を開発した中国人を尊敬。胃袋募集中。
辻並さんはgeco-ya食堂という名義で、おもに大阪のアートシーン中心にケータリングとかをやってて、まぁなんだかんだといろんなところで彼女の料理を食べる機会があるんですが、まぁなんていうか笑うほどフツーに旨い。正直ものすごく凝ってるものとか、ビジュアル的に派手なものとか、あとマクロビ的なややこしいバックグラウンドとかあるわけじゃないんですが、とにかくフツーのものがフツーに旨い。そんなこんなで僕の周りには彼女の料理のファンは多いんだけど、「こなわく」はそのフツーさが料理のプロセスを通してよくわかる会になってます。
フツーに旨いってけっこういいよ!
まだ今回は食べる人だけの人も募集なので、定員までまだ余裕あります。前日のお知らせだけど、よかったらご参加くださいまし!
ウー・ウェンの北京小麦粉料理
ウー ウェン
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2009年06月16日
"Ideal commons"ってどうかな?
ちょっと思いつきなんですが、表現物ではなくアイディアそのものをクリエイティブコモンズ的に扱う仕組みがあってもいいなぁと思っています。つまり「こんなことやったら面白いよね」とか「こんなのあったらおもしろくね?」みたいな無責任な思いつきに関して、思いついた人がそのアイディアの使用範囲を決めるというようなルール。
そもそも著作権とか特許権とか関して明るくはないので、すでにその手のアイディアに対して法律的に権利を主張するため方法があったりするのかとか思うんですが、法的にというよりむしろクリエイティビティに還元されるものとしてそういうものがあればいいなぁと思ったりします。
ということで、細かいことはよくわかりませんがとりあえず名前を付けることからはじめて見ようかと。
Ideal commons(アイデアル・コモンズ)
直訳すると「理想の」「想像上の」「非現実的な」「架空の」+「コモンズ」。英語のニュアンスとしてどうかはよくわかんないけど、バカバカしさもふくめてけっこう良いなと思います。ちなみにコモンズについてはこちら。
つまりこれ自体が記念すべき"Ideal commons"第一号ということになるんでしょうか。ということでなんとなくマークも作ってみました。
01:59 | トラックバック (1) | 固定リンク
208、今月はちょっとやりすぎ
今月から来月はじめにかけての208のイベントスケジュールがあがってきました。
208 SHOWCASE #054
オルタナティブワークスペース OOO(オーーー)
「Out Of Office 〜 オフィスの“外”にあるオルタナティブな働き方」
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/06/showcase054.html
208から歩いて5分、法律事務所とギャラリーが軒を並べる西天満にあるオルタナティブワークスペース「OOO(オーーー)」。ここでは国際交流をテーマに、海外作家によるワークショップ・セミナー、クリエイター向けの英会話教室などの活動を行っています。名前の由来は“Out Of Office(=会社を不在にする)”。会社を外で、オフィスの外で、国の外で、いろんな人たちがクリエイティヴで自由につながっていく……そんな働き方と出会うためのオルタナティブなスペースです。今回のショーケースでは、OOOを運営する後藤哲也さんとダンカン・ブラザトンさんの二人に登場いただきます。南森町 meets 西天満! ネットワークが一気に広がる夜になりそうですよ。
日 時:6月27日(土)19:00~(トークは20:00~)
参加費:1,500円(1 drink+今月のパスタ)
定 員:15名(要予約)
208 SALON こなわく vol.10
とうとう10回!まつりだこなわく
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/06/konawaku10.html
おかげさまで10回目を迎えてしまったこなわく。これまでに作った水餃子、焼売、包子などなど中国のこなものを山盛り作って山盛り食べましょう。 いっぱい食べたい人も大募集!
日 時:6月20日(土)
15:00〜(食べる人は17:00〜) 作る物:中国のこなものいろいろ
テーマ:これまでの復習
講 師:辻並麻由(粉モノ大好き)
参加費:1,500円(材料費込+1drink 込み)
定 員:作る人10名(要予約)、食べる人10名(要予約)
208 SALON
金いっきょんの「マジカルラブカルチャー研究会」 vol.1
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/06/lovecal01.html
マジカルラブカルチャー研究会、略して「マジカル☆ラブカル研究会」(略してる割には長いですが、星は忘れず付けてください)は恋の魔法を研究する会です。集まった皆さんで、素敵エピソードや妄想をぶっちゃけあい、それらをいいトコ取りして、最高のラブマジックを編み出すことを目標としています。この会の持ち物はただひとつ!それは「ラブを本気で語る心意気」です。会議形式で進めていく参加型研究会なので、聞くだけはNGですよ。恋の魔法使いになりたい人、(恥ずかしいやろうけど)(勿論私も恥ずかしいが)集まれ!
日 時:6月21日(日)14:00〜17:00
参加費:1,000円(1drink + お菓子 つき)
定 員:7名(要予約)
208 SALON
ザ・ヘルス vol.12 〜 アロマティック★アゲイン
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/06/health12.html
日 時:6月28日(日) 15:00 〜20:00
参加費:500円(1 drink+アロマトリートメント30分以上)
民間療法好き★田中課長が様々な施術をご案内するカフェ。今回は、下半身へのトリートメントです。楽な服装か、着替えを持参でおこしください。精油は、ゼラニウム、ローズマリー、ラベンダー、ほか、数種類をご用意しています。
208 SALON
メガネフレーム vol.29
これなら見ててもいいですか?東のエデンとかさぁ
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/07/megafure29.html
「東のエデン」を知っていますか?今、深夜に放送されているのアニメです。普段アニメを見ている人の為の"いわゆる深夜アニメ"と違って、フジテレビが作ったオサレなマンガを原作にして、オサレな空気のアニメが放送される"ノイタミナ枠"と呼ばれる深夜帯の作品のひとつで、6月中には最終回を迎えます。ただ今までの作品群と違い今回は監督の神山健治のオリジナル原作、脚本です。そんな神山監督のアニメ監督としての少し変わった経歴や、その野心。前回のとらドラ&グレンラガンの監督達とはまた違った文法を持っている神山監督の魅力を知ってみましょう。
さらに今回から連続企画「トミー先生のプラモ宿題提出」もスタート、第一回目は「プラモで合成写真を作ってみたぜ!」。こちらもおたのしみに!
開催日:2009年7月3日(金)
時 間:19:00 〜23:00(終電終了より第2部スタート)
参加費:1,000円(1 drink+ポップコーン つき)
定 員:10名(要予約)
…ち、ちょっとやりすぎましたねw
去年くらいから208についていろんなところで話す機会があったんですが、その度に言ってるのが「とにかくやりすぎない」ってことだったりします。もちろんぜんぶお楽しみなんで、ほっとくとどんどん増えていく方向にはなるんですけどw そのあたりもしかすると少しぐらいは禁欲的になったほうがいいのかもと思ったりします。
ま、それはともかく、今月もよろしくお願いします。個々のイベントについての詳細は208の方をご覧ください。
やりすぎコージーDVD-BOX10
今田耕司, 東野幸治, 千原兄弟, 大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)
01:20 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年06月15日
また恋をしてしまった……
……あなた、つられすぎですよwww
それはさておき、そんなラブの足りないみなさまに『ラブホテル進化論』著者の金いっきょんがおくる「最強の恋の魔法をつくっちゃうぞ!」企画が208で始動しますYO!!!
208 SALON
金いっきょんの「マジカルラブカルチャー研究会」 vol.1
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/06/lovecal01.html
マジカルラブカルチャー研究会、略して「マジカル☆ラブカル研究会」(略してる割には長いですが、星は忘れず付けてください)は恋の魔法を研究する会です。集まった皆さんで、素敵エピソードや妄想をぶっちゃけあい、それらをいいトコ取りして、最高のラブマジックを編み出すことを目標としています。この会の持ち物はただひとつ!それは「ラブを本気で語る心意気」です。会議形式で進めていく参加型研究会なので、聞くだけはNGですよ。恋の魔法使いになりたい人、(恥ずかしいやろうけど)(勿論私も恥ずかしいが)集まれ!
日 時:6月21日(土)14:00〜17:00
会 場:208南森町
参加費:1,000円(1drink + お菓子 つき)
定 員:7名(要予約)
今回のテーマ:夢のようなマジカルデートプランを考える
記念すべき第1回のテーマは「夢のようなマジカルデートプランを考える」です。現代のあらゆる魔法グッズ(携帯電話やめがねなど)を使って、誰もがどこでも楽しめるデートプランをみんなで考えましょう。「こんなデートがとても楽しかった!」「こんなデートしてみたい!」というような本気エピソードを持参してね☆
《金いっきょん プロフィール》
1979年大阪府生まれ。人間文化学博士。文化表現アーティスト。ラブホテル経営者や関係者の証言を元に、6年間のフィールドワークをまとめた『ラブホテル進化論』(文春新書)でデビュー。同年、第18回橋本峰雄賞受賞。現在は、大学で授業をしたり、歌を唄ったり、漫画家さんを取材したりしている。
本人ブログ→http://blog.goo.ne.jp/dondonmakikome/。
いっきょんさんに関してはずいぶん前から何かシリーズでやってもらいたいなぁと思っていて、数ヶ月前に「何でもいいからいっきょんさんやりたいことやならい?」と声をかけて帰ってきたのがこの企画。いやぁ、いっきょんさん、ほんとに君はみんなを幸せにしてるよ!!! ちなみにいっきょんさんは門限があるので、208にしてはめずらしくお昼の企画です。
ということで、全国の恋の魔法使い(見習い)さん、男女問わずぜひご参加ください。
恋してしまった 1 (マーガレットコミックス)
桃伊 いづみ
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今日18:30から「グローバル経済と芸術〜フランスの文化政策を通じてみる、日本の芸術文化環境」
これ行きたいけど用事だだかぶり。よかったらどうぞ。
大阪市立大学都市研究プラザ・フォーラム
グローバル経済と芸術
~フランスの文化政策を通じてみる、日本の芸術文化環境~
http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/2009/05/2009615.html
近年、日本においても文化芸術を都市再生の要として、都市政策を推進する自治体が増加しています。都市の文化的魅力を顕在化するアートは、グローバル化する現代において、国内のみならず国際関係においても、これまでとは異なる重要な役割を担うものとなりつつあります。
今回のフォーラムでは、フランスを代表する劇作家・小説家であり、元ジレット社社長でもあるミシェル・ヴィナヴェール氏をメインゲストにお迎えし、氏の作品に対する創作態度を中心に、文化大国フランスの文化政策や企業メセナの状況などについてもお話しいただきます。その後、相馬千秋氏、平田オリザ氏、小田中章浩氏を交え、日本の舞台芸術フェスティバルの状況などを概観しつつ、都市文化政策の今後を探ります。
日 時:2009年6月15日(月) 18:30~20:30 (18:00開場)
会 場:キャンパスポート大阪 ルームD・E(大阪駅前第2ビル 4階)
参加費:無料
* 定員80名。予約の方を優先させていただきます。
お問合せ:大阪市立大学 都市研究プラザ 06-6605-2071
基調講演:平田オリザ氏「グローバリゼーションと演劇」
鼎 談:ミシェル・ヴィナヴェール氏(劇作家、小説家、批評家)
小田中章浩氏(大阪市立大学大学院文学研究科 教授)
平田オリザ氏
フォーラム:「グローバル経済と芸術」
ミシェル・ヴィナヴェール氏
相馬千秋氏(フェスティバル/トーキョー プログラム・ディレクター)
平田オリザ氏
小田中章浩氏(司会)
それにしても「フランスの文化政策を通じて、日本の芸術文化環境を見る」ってどういうことなんだろ。なんとなく「日本イケテネー」みたいなの言われてヒクツになるパターンのような気がするけど、それとは別にミシェル・ヴィナヴェールはちょっとみてみたい。
ミシェル・ヴィナヴェール
劇作家、小説家、批評家。元フランス・ジレット社社長。2006年に演出家としての仕事もはじめる。現実を直接的に描く「日常の演劇」の旗手として知られ、『職さがし』(1971年)、『労働と日々』(1979年)など彼がよく知る実業界に取材した作品も多い。
行く人いたらレポよろしく。
03:06 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年06月14日
小杉武久「二つのコンサート II. Yuji plays Kosugi / Kosugi plays Yuji」
小杉武久「二つのコンサート II. Yuji plays Kosugi / Kosugi plays Yuji」
http://www.nmao.go.jp/japanese/cinema_popup/concert090612-13/concert090612-13.htm
日時:2009年6月13日(土) 16:00〜
会場:国立国際美術館 B2階展示場
演奏:小杉武久、高橋悠治
料金:1,800円(前売り)
10年以上ぶりに小杉さんのコンサート。さすがにお年を召してすっかり“おじいちゃん”だったけど、演奏の方はまさに貫禄……といっても余裕かましてるんじゃ全然なくて、むしろ感覚的に幼児化がすすんでる印象。それでいてきちっと演奏として洗練されていて、それがちゃんと音になってるあたりはもうホント過ごすぎ。とりわけ1曲目の「Night Music」(2008/作曲・演奏 小杉武久)の音が立ち上がってくる感じはもうまじでヤバい。
高橋悠治との競演「Piano-Wave-Mix」(1972/2009/作曲・演奏 小杉武久)は、作曲の中に即興的であるはずのプレイヤーによる演奏がシステムとしてとりこまれている印象。もちろんそれは2人のものすごい演奏テクニックによって成立しているんだけど、演奏と作曲が相互に循環し合うような関係にあって、10年前にも書いたけどこの「取り込まれる」とか「循環する」っていうのが小杉さんの音楽を語る上でのキーワードなんだろうなぁと考える。そういえば小杉さんは、ソロで演奏している時も、時々自分の作った回路の一部となってまるで電気が通っているかのように“熱くなる”瞬間がある。
それぞれのソロに関しては、仲のいい友人にあらためて書く恥ずかしい手紙を聞かされているようで、ちょっと恥ずかしかった。まぁなんというか、たぶん本当に仲がいいんですねw
それにしても国立国際美術館はやっぱすごいよ。こんな美術館が身近にあるのとないのでは、いろんな意味でアートの距離感が全然変わってくるだろうなぁとおもう。
23:25 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年06月12日
トミー先生と愛のある異種格闘技戦
田中課長との「毎月15エントリー書かなかったら3万円」勝負が終わったおかげで一気にスピード感を失いつつある日々嘉綴総合ですが、新しい対戦相手が登場しました。CAPプラモ部でもお馴染みのトミー先生。
今回は異種格闘技戦で、僕がブログで毎月15エントリーを書いて、トミー先生がプラモデルに関係する”宿題”をやってくるということになっています。この”宿題”についてここで詳しく書くことは出来ないんですが、プラモを概念的に拡張させるためのもので、ゆくゆくはプラモ部の活動にフィードバックさせていくということになっています。さて、どうなることやら。
ちなみにトミー先生は死んだおじいちゃんとの約束で賭け事は禁止されているとのことなので、代わりに自分へのペナルティーということで、それぞれの課題が遂行できなかった場合には自分自身に3万円分の投資(=クリック?)することになっています。もちろん投資の内容に関して、ペナルティーを受ける本人は決定権はありませんw
ということでこれから書きますよ、いやマジで。正直、負ける気がしませんけどねwww
トミーくん、全力でかかってきなさい!!!!
3万円の元手で月商1000万円! 初めてのネット輸入&販売
森 治男
19:11 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年06月11日
CAP HOUSE 改め、STUDIO Y3
僕が参加している神戸のアーティストグループ・C.A.P.(芸術と計画会議)が、1年間のSTUDIO Q2プロジェクトを終えて、元CAP HOUSEだった旧神戸移住センター(現海外移住と文化の交流センター)で新プロジェクトをスタート。その名も「STUDIO Y3」。
STUDIO Y3は、神戸市立海外移住と文化の交流センターでC.A.P.が運営するアートプロジェクトです。 ここでは、様々なアーティストがスタジオのドアを開け、活動を公開しています。またこのスタジオのアーティストたちを中心に、ワークショップや展覧会などのプログラムも実施しています。 ぜひお気軽にご参加下さい。
転載元:STUDIO Y3
ちなみに「Y3」は「山本通3丁目」のこと。基本はオープンアトリエという点ではCAP HOUSEとかわらないんですが、建物が大きく改装されていたり、ハコとして「文化の国際交流」みたいな目的があったりするので、いろんな意味でぜんぜんちがうものになっていくんじゃないかなと思います。もしかすると昔のCAP HOUSEを知ってる人にとっては空間自体に違和感をかんじてしまうかもしれませんが、まぁそういうことも含めて面白がっていろいろやっていければ良いじゃないかなぁと。
ちなみに現在は体慣らしの意味も込めて、スタジオアーティストによる披露展が開催中、会期中はほぼ毎週末アーティストトークも開催します。
展覧会「CAP STUDIO披露展」
会場:4F Gallery 1&2
会期:2009年6月3日(水)〜7月12日(日)
時間:11:00〜19:00 (月曜休館)
転載元:STUDIO Y3: 06/09「CAP STUDIO披露展」
あ、そうそう。Q2の方もCLUB Q2として、しばらくはアネックス的な感じでY3で出来ないことをやる拠点として動かして行きます。個人的にはこっちでオールナイトの音楽イベントとか企画できればいいなぁとか勝手に考えてますけど、どうなんでしょうね、おこられない範囲でw
ということで、海の方も山の方もよろしくおねがいします。
18:11 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年06月10日
朝日新聞の公式Twitterはつり?
朝日新聞がTwitterを開始しています。現在folloer数は3708。
朝日新聞社がこのほど、Twitterを始めた。アカウントは「asahi」で、各種速報やニュースをつぶやくとしている。6月10日までに3件のつぶやきが投稿されている。「asahi.com」のサッカーワールドカップ予選特集ぺージからリンクが張られており、まずは、10日に開かれる日本代表の試合速報を更新するという。
転載元:朝日新聞がTwitter開始 - ITmedia News
さすが新聞でおくれ感たっぷりのスタートですが、これが予想に反してかなりおかしなことになってます。
新横浜に着きましたー 既にちらほらとサポーターの姿が…
転載元:Twitter / asahi
現地は、かなり厚い雲に覆われていて、湿度も高め。仕事中だけど、さっぱりしたくて「かき氷」たべました。もちろんシロップの色は、「ブルーハワイ」!!
転載元:Twitter / asahi
えーっ!?なんでイエロー?
転載元:Twitter / asahi
スコアが修正されちゃいました。サポーターもみんなよくわかってません・・・ なんで?
転載元:Twitter / asahi
雨ふってきてますねー。今日はかえりまーす。フォローありがとうございました!
転載元:Twitter / asahi
…これ、つりじゃないよねwww
国民的文学の表紙がマンガ絵になるご時世、もしかしたら文字で萌えろってことなのかもしれません。しかしそんなことより新聞としてもっとやらなきゃいけないことあると思いますよ。ってか女子社員がエサってSODとかじゃないんだからwww
日産スタジアム前をぐるぐる回って、サポーターのみなさんを撮影しています。写真はアサヒ・コムに掲載するので、お楽しみに! そうそう、朝日の腕章を着けたマッキー見かけたら、声をかけてね。
転載元:Twitter / asahi
だれかマッキーの発見情報求む
これでも朝日新聞を読みますか?
山際 澄夫
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「任天堂 “驚き”を生む方程式」、ところでDearlyStarsは吉と出るか?
少し前の話ですが、例の任天堂の都市伝説的な修理に関して取材協力した書籍が出版されました。日本経済新聞出版社の「任天堂 “驚き”を生む方程式」。
任天堂 “驚き”を生む方程式
井上 理
実際に触れられているのは少しだったりするんですが、著者の井上さんからはご丁寧に献本いただきました(どうもありがとうございました>井上さん)。内容的にはずいぶん昔に某ワイアードで読んだ内容なんかもたくさんあったんですが、やっぱりこういうまとまったカタチの本になると流れとして立ってくる部分も大きいなぁと。特に1970年に発売された伝説の「光線銃」に関する「人を喜ばせるために最先端である必要はない」というくだりは、テクノロジーをいわゆる文化的な立ち位置から眺めてきた僕としては妙に感動的だったりして。
ま、そんなこととは無関係に、視線はドラクエ9をとおりこしてアイマスDSに向けられていたりしますがw
XBoxからの移籍。シェアはともかくゲームとしてこれがどう転ぶか、未公開のダンスシーンもふくめ秋まで不安でいっぱいですw
22:32 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年05月28日
5・30はイトウユウヤ祭り
イトウユウヤ君と知り合ったのは確か2年前の大阪アートカレイドスコープで、その時僕と彼は60ページくらいの冊子の編集者とデザイナーという立場でした。その仕事はまるで学祭前夜みたいなノリで、僕とイトウ君はとある事務所で意味もなく朝までどうでもいい話をしながら作業をしたりしていました。そのころからすでにイトウ君は何をしている人なのかよくわからなくて、とにかく元々舞台の人で、デザインが出来て、写真の仕事とかもやってて、基本ヲタ体質で、でも基本フリーターで、それでいて妙な確信みたいなものも持ってて「次の年からIAMAS行きます!」とか言ってるし……。そんな彼ももう30歳で、今は岐阜在住ですが、twitterで見る限りなにもかわってないようにも見えるし……。
そんなイトウユウヤ君にスポットを当てる5・30。
208 SHOWCASE #053
イトウユウヤ「30歳、器用貧乏、この前インド行ってきました。」
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/05/showcase053.html
最近は「何をしてもらったらいいのかわかんないけど、とりあえず居てほしい」といわれいろんなプロジェクトに参加したりするイトウユウヤです。大学在学中には友人と劇団を旗揚げして作品を作ったり、今はなき新世界アーツパークに関わっていろんなプロジェクトを周辺から眺めたり、写真スタジオに出入りして舞台写真を撮影したり、NPOでフリーペーパーのデザインしたり、トーカーとしてアーティストとお話ししたり、そんなことをしてきました。現在は岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)という学校に通っていて、この前はインドに短期留学してパフォーマンスなんかもしてきました。うーん、なんだろう、この感じ?
今回は、インドの滞在報告を挟みつつ、妙なスキルと実績だけをつけてきた器用貧乏な20代の「精算」と、これから生きていかなければならない器用貧乏な30代の「予算」を皆さんと一緒に立てていきたいと思います。参加者のひと言でぼくの人生が変わるかもしれません。リアル育ゲー気分でご参加ください。
日 時:5月30日(土)19:00~(トークは20:00~)
会 場:208南森町
参加費:1,500円(1 drink+今月のパスタ)
定 員:15名(要予約)
208 SALON
メガネフレーム vol.28
イトウくんといっしょ!〜『とらドラ!』&『グレンラガン』で盛るぜぇー!超盛るぜぇー!!
http://www.mediapicnic.com/208/archives/2009/05/megafure28.html
今回のメガネフレームはshowcaseとの連動企画。「IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)で『とらドラ!』を見るなら俺を通してから見ろ!」で有名なイトウユウヤくんが来るので、イトウくんが好きな『とらドラ!』と『グレンラガン』を思う存分味わいます。この時期に、これ以上無いほどのミーハーなセレクションですが、最近のアニメが好きな人たちの「いろんな何か」がわかりやすくていいように思います。メガネヤによる講義内容は、「新社会人になって通勤を始めたら萌えアニメしか見ないというのは本当か?」「とらドラ!とグレンラガンのこのシーンは同じ人が書いてるんだぜ!」などなど盛りだくさんでいこうと思います。開始時間はshowcase終了直後! 朝までお腹いっぱいになるまでいっぱいお楽しみください。盛るぜぇー!超盛るぜぇー!!
開催日:2009年5月30日(土)
会 場:208南森町
時 間:24:00 〜29:00(終電終了より第2部スタート)
参加費:1,000円(1 drink+お菓子 つき)
showcaseも参加される方は500円(お菓子 つき)
定 員:10名(要予約)
ちなみに「イトウユウヤって誰?」っていう人のために念のため。
《イトウユウヤ プロフィール》
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/yu-ya/
1978年生まれ。近畿大学にて舞台表現を学び、在学中に劇団「hmp」を結成。役者・脚本を始め、デザイン・WEB・写真などを担当し、大阪を中心に作品を発表。2004年退団後、フリー。新世界アーツパーク事業に参加して様々なプロジェクトのフォロー、印刷物のデザイン、舞台写真の撮影などを手がけ、広く浅く手に職をつける。現在、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)DSPコースに“学生”として在籍、学外イベントのディレクターを勤めるかたわら、今年の1月から2ヶ月はインドのバンガロールに短期留学し、パフォーマンス作品などを発表。NPO recip所属。
いちおう「ゼロ世代の30代」というのがテーマだったりしますが、いろんな入り口から入ってきてくれればいいなぁと思います。要予約、いつもどおり定員になり次第閉め切ります。
19:08 | トラックバック (0) | 固定リンク
2009年05月24日
劇団乾杯公演『街街』、とりあえずごちゃごちゃ言わずに今から急いで九条に来なさい!!!!
本日は安治川FLOATにて山本握微率いる劇団乾杯の公演のお手伝い。東京出張中のFLOAT主人・米子匡司くんの代理役です。
劇団乾杯公演「 街 街 」
会社員として生活しながら芸術活動を行う『普通芸術家』を標榜して、演劇を中心に多様な芸術活動を行う山本握微が主宰する劇団【劇団乾杯】の演劇公演。年一回のペースでの無料公演の第10回。
作・演出 山本握微
出演 森田有香、河野美里、辻中和美、澤森晴世、三上菜帆
会場 安治川FLOAT
5月23日(土) 18:30開場 19:00開演
5月24日(日) 12:30開場 13:00開演
5月24日(日) 17:30開場 18:00開演 ※
入場料 : 無料
転載元:劇団乾杯公演「 街 街 」 ; FLOAT
13:00からの昼公演を観たんだけど、これヤバいよ。ちょっと久しぶりに見応えのある芝居観たって感じ。とりあえず18:00〜最終公演があるから、来れる人は予定キャンセルしてでも来た方がいいよ。ってか、この密度で無料ってwww
夜公演の後のアフタートークに、なぜかトーカートしてremoの甲斐さんと一緒に話すことになってるんで、そこで感想は話すつもりだけど、とりあえず山本握微の役者もスタッフも劇団そのものも演劇というシステムそのものですら単なる手段でしかないとしてしまう冷徹な視線と、それでもなお微妙にいい感じで保たれている集団としてのバランスが謎。ま、そんなことは抜きとして、この人、いろいろ言われてるみただけど、やっぱすごい才能あるよ。
※最終公演終了後、甲斐賢治氏(remo/recip)、岩淵拓郎氏(美術家/執筆編集者/208)をゲストに迎えての合評会を予定
っつーことで、とりあえずごちゃごちゃ言わずに今から急いで九条に来なさい!!!!
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2009年05月08日
明日は例の結婚記念パーティー、ネット中継
個人的にも準備委員会としても208経由でもさんざん告知してきましたが、明日9日午後14:00からアサダワタル・渡辺智穂 結婚記念パーティー。それにあわせて現在祝賀コメント受付中。まだ間に合うよ。
あと、当日もネット周りでいろいろと仕掛けがあったりして、とりあえず明日の13:30からUSTREAM経由で中継があります。それと委員会の米子君が作った電光掲示板にリアルタイムでメッセージを表示できる仕組みがあったりもしますので、パーティーに出席されないけどパソコンの前にいる方はぜひ遠隔操作でご参加ください。
ここ数週間、準備委員会の数名となんだかんだとよく動いてきて、まあ正直「僕たちよくやってるよね」的な感じだったりします。もちろんみんな楽しみながらやってるんだけど、そもそもなんでやってんだろうって考えると、もうひとえに「分けるのが楽しい」ってことだよなぁと。ちょっとキリスト教的なモノ言いになるけど、「分ける」ってことはかなり楽しいから。まぁベタな話「幸せのお裾分け」ってことなわけで、本来的には委員会も分けられる側にいるわけですけれど、あえて分ける側のお手伝いをやってると……。だからまぁ、明日は別けても分けてもあまりが出るくらいに新郎新婦には一番楽しんでいただきたいと思う次第でございますw
メータ(ズービン):モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》全曲 [DVD]
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西海岸の女子フォークデュオ、Garfunkel and Oatesがよすぎな件
Tumblrでいつの間にかフォローしていたAllison Weissがレコメンしてた、あか抜けない女子フォークデュオ「Garfunkel and Oates(ガーファンクル・アンド・オーツ)」がいろいろイケ過ぎ。
制作費30000円以内(推定)のPVもあります。
なに、この国境を越えるゼロ世代感www
オフィシャルサイトによると、金髪で長身の「ガーファンクル」ことRiki Lindhomeは、実は映画「ミリオンダラー・ベイビー」ほか数本の映画やテレビ番組に出演した経験があり、また自分でもショートフィルムを制作するという、ラッキー文系女子。一方「オーツ」ことKate Micucciは、小さい時からピアノを弾いていて、大学時代は美大で人形を制作しAAをもらったという、まぁ根っからのアート系女子……とまぁ、伝統的によく出来た構図。西海岸を中心に月5〜6回のペースでライブ活動中で、ちなみに入場料はだいたい5ドル。行きてーw
それにしてもほんと世の中こういう空気になってるだなぁ。いろんなものが実はものすごく手の届く範囲にある感じ。大阪なんかにいると、時々モラトリアム的な閉鎖空間にいるんじゃないかとか思うことも少なくないんだけど、こういうの見るとなんか嬉しくなります。ってか、もしかして西海岸がそんな感じなだけ?
ということで、だれかGarfunkel and Oatesの日本ツアーを企画してあげてくださいw
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