国立国際美術館「30年分のコレクション」
現在、大阪の国立国際美術館で「30年分のコレクション」が開催されています。
国立国際美術館で「30年分のコレクション」
会期 :2007年12月18日(火) - 2008年2月11日(月・祝)
時間:午前10時 - 午後5時、金曜日は午後7時まで
料金:当日 一般1,000円、大学生500円
前売 一般900円、大学生400円
団体 一般800円、大学生300円
転載元:国立国際美術館30年分のコレクション
今回は1977年の開館以来最大規模のコレクション展とのことで、約5700の所蔵作品から400点が展示。セザンヌやピカソから、草間弥生、杉本博司、須田悦弘まで、まさに同美術館のコレクションの全貌が見渡せる内容になっています。
全館を使ってこれだけの規模でコレクションを紹介するのは、開館以来、初めての試みであると同時に、30年の蓄積の上にいわば壮年期を迎えた美術館だからこそ実現できる画期的な展覧会なのです。
公共の美術館がどういうものであるべきかという議論は、たぶん「公共性」と「教育(文化的なイニシアチブってこと)」という2つの観点でおこなわれるわれるとのだと思います。しかし実際のところ「教育」はなかなか目に見えるかたちで立ち上がってこないわけで、「それ血税ですよ!」とかワイドショーの庶民派コメンテーターとかに言われたらもう一気に吹っ飛んじゃうわけです。とりわけコレクション収集に関しては、ほとんどの人にとって何の有り難みもない絵を数百万とか数千万出して買ったりするわけですから、そりゃあなかなか理解してもらえない……。そういう意味では、今回の展覧会は30年分の教育的財産の蓄積を「ドヤっ!」って感じで見せられるわけで、美術館のひとつのあり方を作品そのものを通して実感できる展覧会だと思います。
むしろ美術館なんてあんまり行かない人にいってほしいですね。
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2007年12月20日
CAP HOUSEのクリスマス会が終了、でもってCAP HOUSEも年末まで
16日、神戸CAP HOUSEで毎年恒例のクリスマス会が行われました。CAP HOUSE最後のクリスマス会ということもあって当日はたくさんの皆さんに集まっていただき、いつにもまして賑やかで楽しい1日となりました。そして、約8年におよんだCAP HOUSEプロジェクトは今年いっぱいをもって終了することになりました。少し早いですが、C.A.P.メンバーのひとりとして、これまでCAP HOUSEをいろんなカタチで支えてくださってみなさん、本当にどうもありがとうございました。C.A.P.は来年春より活動の拠点を別の場所に移し、また気持ちも新たに活動していくこととなると思います。
注:CAP HOUSEプロジェクトは終了しますが、C.A.P.(NPO法人 芸術と計画会議)が解散するわけではありません。
思い返せば99年11月にCAP HOUSEをスタートさせた時、旧ブラジル移民センター(当初はこの呼び名もなかったと思います)はカビ臭い匂いがするただのボロビルでした。そんな場所で僕は半年間“管理人”という立場でたぶん誰よりも長くそこにいて、あのカビ臭い空気を吸ってなかったら僕は今頃美術なんてやってなかっただろうなと思います。いや、マジな話。
ということで、CAP HOUSEに入れるのは12月26日まで。見納めに来たい人はぜひどうぞ。
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2007年12月18日
208 SALON 「メガネフレーム外伝 vol.1 〜 ヒロスエもある意味三次元、聖母なきメリークリスマス!」
南森町から遠いようで意外と近い大阪京橋の京阪沿線の古本屋・メガネヤがお届けする月に1度のアニメーションレクチャーパーティー「メガネフレーム」。メガネヤ店主の市川ヨウヘイ氏が毎回珠玉のアニメマスターピースをセレクト、あなたの知らない「アニメの見方」を伝授します。今回は208との初の合同企画! 今はなき広末涼子(90年代限定)とアニメのありそうでなさそうな相関関係について様々な作品を通して考えます。
208 SALON
メガネフレーム外伝 vol.1
〜ヒロスエもある意味三次元、聖母なきメリークリスマス!
日 時:2007年12月21日(金)
19:00 会場 / 20:00 開演 ※終了予定は29:00
会 場:208南森町 参加費:1,000円(1 drink+ポップコーン/要予約)
※お食事・お夜食も別途ご用意しています。
定 員:10名
申込み:こちらのフォームよりお願いします。
《今回の作品》
「天空のエスカフローネ」(96年/監督=赤根和樹/制作=サンライズ)
「海が聞こえる」(93年/監督=望月智充/制作=スタジオジブリ)
「交響詩篇エウレカセブン」(05年/監督=京田知己/制作=ボンズ)
「20世紀ノスタルジア」(97年/監督=原将人)
「ビーチボーイズ」(97年/制作=フジテレビ)
「恋愛寫眞」(03年/監督=堤幸彦)
ほか
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2007年12月13日
元タカラジェンヌ芸人・仙堂花歩(吉本興業)
宝塚市民にとって宝塚歌劇団(タカラヅカ)が必ずしも町のほこりであるかどうかは微妙な話なんですが、同級生の姉が元ジェンヌっていう状態が珍しくないことを考えると、ある意味無視できなんだろうなと思います。ということで、まぁいちおう日々嘉綴 総合でもご紹介。元タカラジェンヌ芸人・仙堂花歩(吉本興業)。
さすが元ホンモノだけあってパロディじゃないヅカ感が知ってる人だけのツボにはまります。そういえば同じヅカネタ芸人では「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出ていた森田まりこ(吉本の)がいましたが、あっちはフェイクw
関係者はどう思ってるか分かりませんが、タカラヅカはいつの時代もネタにされてなんぼですからね。ぜひとも頑張っていただきたいです。
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2007年12月11日
小沢健二&エリザベス・コール「おばさんたちが案内する未来の世界」を見に行った・その2
前回に引き続き大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室で行われた「映画『おばさんたちが案内する未来の世界』を見る集い」の報告、第二弾。
日 時:12月8日(土)・9日(日) 各日13時30分〜18時
会 場:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
定 員:60名程度/回(応募多数の場合は抽選)
参加費:無料
主 催:大阪市立近代美術館建設準備室
企 画:remo / 特定非営利活動法人 記録と表現とメディアのための組織
映像作家のエリザベス・コールと小沢健二がラテンアメリカの生活を独特の視線で捉えた映像の上映会(本人らによる朗読とロンロコ(ボリビアの楽器)の演奏付)及び参加型のトークセッション。既存のテレビや映画にはない、ゆったりとした時間の流れと双方向性を、大き過ぎない親密な空間で体感。映像は3部作となっており、休憩を挟み上映。
******************
とりたてた開始のアナウンスもないまま、小沢健二とエリザベス・コールの登場で第三部はスタートしました。おそらく南米の民族衣装であろう帽子をかぶっていた2人はステージ奥のトビラから現れ、そして客席と向かい合うようにおかれた椅子に。その間、参加者はようやく目にした彼らの様子や表情をじっと見ているようでした(1部と2部は会場が暗くて見えませんでした)。そしてマイクを持った小沢氏が一言。
「どなたかだれか、思い出したことなどありましたら聞かせてください。なるべく自分の暮らしの中で思い出したことを」
沈黙……質疑応答の最初によくある沈黙。もしかすると質疑応答かと思っていたのにいきなり「思い出したことを」とか言われて困ってしまった人も中にはいたのかもしれません。とにかく少し居心地の悪い沈黙の後、客席からポツポツと手が上がります。発言しているのはだいたい20代半ば〜30代前半くらいの人。で、その内容はおおよそこんな感じ。
「大切なことを見失っていたと気づかされました」
「生かされるんじゃなく自分で生きることが大切だと思います」
「豊かさのために誰かの命をもぎとっちゃいけない」
「自分の田舎にもスターバックスができた。とても哀しい」
「人は動物から学ぶべきだと思います」……
な、なに、この真っすぐさ。そしてもうたまらなく淡い。具体性なんてない。ただただ真っすぐで、耳障りが良くて、人にも地球にも自分にも優しい言葉、それとも映画の中の固有名詞が並ぶだけ。誰に何を伝えたいのかもよくわからない。それに対して小沢健二はウンウンとうなずいてる。コメントに対しては聞くだけ聞いて半分はスルー。そしてエリザベス・コールはたまに発言との繋がりがよくわからないエピソードを紹介。そしてそんな淡い発言にときどき起こる謎の拍手……え、えぇぇ!
いや、僕は別に彼らの真っすぐさを否定しているわけではないんです。いまだに小沢健二の音楽が好きで小沢健二に会いたいという一心でこのイベントに参加した人ならある意味そういう反応も当たり前だと思うし、またそういう人たちがそれなりに集まっていることを考えるとあの場の空気もしかたないのかもしれません。僕だって彼の音楽はいまだに好きだし、いつだって僕のiPodには彼の曲が入ってます。ただ、それでもやっぱりあの空気は個人的にはキツい。言いたかないけど自己啓発ですよ。そして、こういう空気を優しく作り出し、受け入れるというカタチで助長しているのは、まぎれもなく小沢健二とエリザベス・コールだという事実……。
このままじゃさすがにちょとなぁ。そう思った僕は、場違い承知で、ちょっと意地悪な発言をしてみました。あくまでも「思い出したこと」の範囲内で。内容的には「コンピュータゲームで育った世代にとってネットやパソコンは土よりもはるかに皮膚感覚に近いもので、たとえそれを使う上でバランスが求められたとしても、灰色と戦う時には当然それを武器せざるをえない。だからこそ自分はこれまでiPodもMacもたくさん持ってるし、ブログもやっている」というようなこと。ま、うまく言えたかどうかはわかんないですけど。
結果は予想通りのスルー、右から左へきれいに流されましたw。それでもちょっとは会場の空気が替わればいいなと思ってたんですが、それも無理でした。やっぱり続く淡いトークの数々。地元の海がきれいでそれを守りたい、地域でボランティアをした、子供はやっぱり母乳で育てて……はぁ、まぁそうなんですよ。誰もなんにも間違ったことなんか言ってない。間違ってなんかいないんだけど、それだけじゃやっぱ“灰色”になんて勝てないんですよ。そんなこと「うさぎ!」を読めば、書いてはないけど、よくわかる。
ま、個人的な解釈についてはまた別エントリーで書くとしましょう。
小沢健二とエリザベス・コールの発言で気になったのは2つ。ひとつめは、ヒューマニスティック心理学と呼ばれるものがどうやって人々が持つ希望を小さくさせてきたかという話で、その実例として挙げられたのがNPOというシステム。社会を変えたいと積極的に考えている人たちに半公的(?)な組織を運営させることによって柔らかな監視の元におくこと、それこそが本当のNPOの役割だということ。これに関してはピーター・ドラッカーが「非営利組織の経営――原理と実践」という著書の中で書いているそうです。これはかなり凄い話。やるな、灰色。もうひとつは灰色が人々に「疑う種」を植え付けようとしているという話で、こっちの実例はニューヨークタイムスの南米に関する報道。そしてそういう新聞を積極的に読むようないわゆるい高学歴の人たちのなかにある、疑うこと/批判することがカッコいいとされるような価値観。エリザベス・コール曰く、どうしてそんなにも疑ってかからなければいけないのか、純粋に心を動かしては行けないのか、ほんとうにうんざりするとのこと。うーん、でもさぁ、それはあなたが言っちゃあダメなことなんじゃないのかなぁ。それともまさかそれがあなたのシニカルな良心のあらわし方なんですか?
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さすがに長文で疲れてきたので、ちょっと尻切れとんぼですがこれくらいで勘弁してください。ま、感じとしてはだいたいこんなふうです。正直聞きたいことはもっともっとあったけど、ぶっちゃけ空気に負けましたw。とにかく本当にいろんな受け取り方ができる第三部だったので、そのあたりはもう少し整理してから書くつもりです。興味のある方はまた読んでください。
それとこれは本当にお願いしますけど、どうかこの文章を読んで「そっか、やっぱそっち系なんだ」とか安易に判断しないでください。気になった人はまたどっかで上映会あるでしょうから、実際に自分の目で、耳で、頭で、確かめて来てください。ここに書いたのはあくまでも僕個人の感想です。そして前半で書いた通り、映画「おばさんたちが案内する未来の世界」はそれ自体作品として本当に良く出来ていて、その内容に関しても大筋のところで共感できます。そしてこんな灰色なご時世にあんな作品を作ったエリザベス・コールと小沢健二の中に僕も一瞬“光”を見たんですね。ただ、だからこそ第三部はいろんな意味で残念でした。ま、それも含めていろいろと味わい深い1日でしたけども。
最後に、小沢さん、エリザベスさんへ。あなたたちから見れば僕はすっかり灰色にやられちゃってるように見えるんでしょうね。でも、応援してますよ。
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2007年12月10日
小沢健二&エリザベス・コール「おばさんたちが案内する未来の世界」を見に行った・その1
大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室で行われた「映画『おばさんたちが案内する未来の世界』を見る集い」に行ってきました。
日 時:12月8日(土)・9日(日) 各日13時30分〜18時
会 場:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
定 員:60名程度/回(応募多数の場合は抽選)
参加費:無料
主 催:大阪市立近代美術館建設準備室
企 画:remo / 特定非営利活動法人 記録と表現とメディアのための組織
映像作家のエリザベス・コールと小沢健二がラテンアメリカの生活を独特の視線で捉えた映像の上映会(本人らによる朗読とロンロコ(ボリビアの楽器)の演奏付)及び参加型のトークセッション。既存のテレビや映画にはない、ゆったりとした時間の流れと双方向性を、大き過ぎない親密な空間で体感。映像は3部作となっており、休憩を挟み上映。
映画の内容に関しては、奈良の上映会に参加したという松永洋介さんの日記が一番詳しいと思います。映像自体の印象もだいたいここで語られている通り、とりわけこのあたりが秀逸かと。
土地土地で地元のおばさんへのロング・インタビューが入っている。その言葉の賢いこと。社会の現状を把握し、政治を見つめ、人がいきいきと暮らせる社会を希望しているようすが伝わる。カメラはその表情も、言葉も、生活もよく拾っている。子どもたちのようすも、人のそばで暮している犬や猫も撮れている。鸚鵡もいた。
転載元:日記@奈良: 「おばさんたちが案内する未来の世界」を見てきた/友達の旅の立派な報告会として楽しめた 2007年12月6日(木)日も差すがわりと寒い 朝の気温は3℃だった
つまり、直接的に扱われる題材は南米における「反グローバリゼーション運動」であり「ウゴ・チャベス」であり「ボリビアの鉱山」であったりするわけですが、むしろその中心にある「人」もしくは「人間性」こそが主題。もう少し突っ込んで書くと、本来金で金に替わるはずのないものまで金に替えてしまう社会構造がその一方で人々から人間性を奪っているという状況において、奪われた人間性を取り戻すべくそれが一体何なにであるのかをもう一度考えてみる、そのための題材としての「南米における反グローバリゼーション運動」であり「チャベス」であり「ボリビアの鉱山」であり「おばさん」であると……そういう映画でした。
こんなふうに書くと「あぁ、そっち系ね」とか言われてしまいそうですが、この映画で語られる「人間性」はいわゆる人道主義的ヒューマニズムの文脈にあるものではなく、もっとプリミティブな普遍性を持つもの。それは今はなきオザケン的に言うなればはこういうことかな。
「よろこびを他の誰かと分かりあう/分かち合う、それだけがこの世の中を熱くする。
それだけがただ僕らを、悩めるときにも、未来の世界へ連れてく」(小沢健二)
転載元:イルコモンズのふた。
だからですね、若き日に彼の歌でガツンとやられちゃってそれ以降恋の始まりは決まって頭の中で「ローラースケートパーク」が流れたりする自分にとっては、この映画が不思議なくらい違和感なく受け入れられ、さらにはやっぱり軽い衝撃も受けたりするわけです。「あぁ、そっか。オザケンは南米のおばさんの中に光を見つけたんだなぁ」と。考えてみれば90年代の彼はそもそも日本のポップミュージック界において徹底して人間性について自問自答してきた孤高の人ですから、ある意味「そっち系」的な評価もうけにくく、まただからこそ今のような活動は彼以外なかなかできないだろうなという気もします。っていうかそういうことは抜きにしても、人間性の部分から社会システムを考え直すというアプローチ自体しごく当たり前のようにも思えるし。
そしてこの作品で語られたもうひとつのテーマ(?)、人間性を持って生きる上での地盤となる「土」もしくは「土地」について。これはつまり大きく「環境」って話だと思うんですが、そこには土地に根付いて生きていくといういわゆる“土着”という生き方と、「石油の原価は0円」ってしゃあしゃあと言っちゃうような“経済”のあり方という2つの意味があるように感じました。まぁ、繋がってるといえば繋がっている話です。実はこのあたりの話は、7月にディレクションした「こころのたねとして」でも少し触ったんですけど、個人的に共感するのはちょっと難しいですね。とりわけ“土着”に関しては、70年代生まれの新興住宅地育ちにはまるでリアリティが持てない。むしろ大きく「環境」と受け取った方がわかりやすいエコ的文脈で理解できます。だからといってボリビアの鉱山で採れた錫が自分のMacやiPodを捨てる気にはなりませんが……って、あれ、これは労働搾取の話だっけ? なんか混乱してきましたね。
映像に関しては純粋に良くできてるなぁという印象です。未来からの回想という全体構成も面白いし、なにより撮る側と撮られる側の上下関係を感じさせない目線にエリザベス・コールのドキュメンタリストとしてのセンスを感じました。多少荒っぽい編集や妙に素人臭いテロップも、作品の趣旨に不思議とあっててあれはあれでいい感じ。そして意外にも地下数十メートルの坑道にまで潜っていくガチっぷりにも驚かされました。そしてやっぱり一番印象的だったのは「上映」ではなく「ライブ」だったこと。もちろん「あのオザケンの演奏を生で!」というのが大きかったんですが、単に流れている映像を鑑賞者が受け取るのではなく、その映像について誰かが伝えてくれているというスタイルが、想像以上に表現力を発揮することに驚きました。一時停止するたびに画面表示が表れるミニDVでの再生スタイルも、妙にたどたどしくて面白かったです。
実はこの映画をみたのは夏の新世界ココルームに続けて2回目だったんですが、1回目は急に呼び出されたこともあってなんか状況を整理するので手一杯でw、今回ようやく作品自体をゆっくり観ることができました。全体の感想としては、まぁすこし他人に説明しにくいような内容ですが、興味のある人は機会があればぜひ見てほしいなと思います。映画を見てみたい、南米に行ってみたい、社会運動に興味がある、オザケンに会いたい……興味の持ち方は何でもいいと思います。とにかくまずは実際にその場に行って、映画を観て、そうしたらいろんな意味でちょっと忘れがたい1日になるんじゃないかなと思います。そしてこれは個人的な意見だけど、できれば話の出来る友人や知人と何人かで行くことをお薦めしますね。たぶん見終わった後に誰かと話してナンボの作品だと思うから。
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と、ここまでがイベント的には第2部。で、ここまでは普通に楽しかったんですよ、ここまでは……。ということでかなり意外な展開の第3部はまた次回。お楽しみに。
小沢健二「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」
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2007年12月08日
SHINGO西成さんから「U.Y.C」のDVDもらいました
打ち合わせで立ち寄った移転直前のフェゲで、今年7月に「こころのたねとして」でご一緒したラッパー・SHINGO☆西成さんとばったり。出来たばかりという自作PVが入ったDVD(-R)をいただきました。曲名は「U.Y.C(ゆうてることとやってることがちゃいますね)」。
SHINGO☆西成ブログ
http://nishinari.exblog.jp/
この曲に関してだけ言うと、政治とか社会とかを直球で煽り倒すっていうアプローチはちょっと苦手だったりします。が、やっぱラッパーとして“力量”ありますね。とりあえず刺さってくる感じはあります。
彼とは関係ないけど、ここんとこスチャダラパーの「CON10PO」聞きながら、音楽やアートが社会に出来ることが何か、そのためにどういう方法をとるべきなのか、自分のこととダブらせながら考えたりしています。「CON10PO」もかなり切実なテーマをあつかってるんですが、出し方ががものすごく巧妙なんですよね。実際彼らの音楽が実社会でどう機能していくかかなり意識して制作されたような印象。だからある意味“政治的”とも受け取れるんですが、それを彼らは音楽性の部分でうまくボカす。まぁ、ある意味SHINGOさんと真逆の音楽の使い方だなぁと。
あ、そういえば明日は心斎橋準備室で「おばさんたちが案内する未来の世界」の上映会。そんなことも考えながら観てきたいと思います。
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フェスゲのアートNPO3団体は新大阪に移転決定
大阪新世界フェスティバルゲートで活動してきたアートNPOのうち、すでに解散したBRIDGE活動をのぞく3団体(ココルーム、remo、DANCE BOX)の移転先が新大阪に決定したようです。
ココルームから 新大阪と 西成(山王)への2カ所の 引越作業をおこないます
これで フェスゲから 退去となります
転載元:日々。生きる現代文学 : ココルーム引越お手伝い大募集
新大阪も暫定的な話のようですが、せっかくなので気分一新してまた新たな活動を展開していってほしいなと思います。
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2007年12月07日
みんなで編集、関西アートマップ!
Googleマップの「マイマップ」に共同編集機能がついたので、おもいつきで「関西アートマップ!」を作ってみました。
タイトル通り、誰でも追加/編集できるようになっています。まだ個人的によく行くギャラリーやアートセンターしか登録していませんが、いろんな人に書き込んでもらって、関西アートシーンが見渡せるものになれば面白いんじゃないかなと思います。
編集方法はGoogleアカウントを取得後、ログイン状態で「みんなで編集、関西アートマップ(Googleマップ)」にアクセス、マイマップに登録したあと左コラムの「編集ボタン」を押してください。
ということで、みんなひまなときにいろいろ登録してね。
ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書 595)
佐々木俊尚
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2007年12月06日
俺の嫁、堀井美月
この場合“俺の嫁”という言い方が正しいかどうかわかりませんが、ひさしぶりにド真ん中きました。グラビアアイドル、堀井美月。
何がどうって話なんですけど、個人的には存在自体が気が変になりそうなくらいエロいですw
身長148㎝。B93(Iカップ)・W55・H86。血液型A型。プロフィールのバスト項目には「発育中」等のコメントがあり、自身のDVDにも「爆乳ボディー」とキャッチフレーズが付けられる等、「巨乳アイドル」としてのPRを全面的に行っている。趣味:ダーツ・犬と遊ぶ事・バスケットボールのフリースロー。特技:箸使い・陸上
転載元:堀井美月 - Wikipedia
身長148、B93、W55・H86って、もうどうやったらそんなことになってしまうんでしょうね。それでいて趣味がフリースローって! 特技が陸上って! いやぁ、彼女は夢を売ってますよ! ただ芸能生活としてはなかなか複雑なご様子でして……
・ルドイア☆星惑三第の番組内オーディションに「火星アイドル」として合格し、以降同番組の企画により火星るる(ひぼしるる)の名前で活動する。堀井美月としての活動とは一線を隔し、あくまで「火星るるはお友達」として別人を装い、性格等のキャラクターも使い分けている。
・ペヤングソース焼きそば(通称ペーさま)が大好物で、イベントやブログ等ではときおり話題にしたり、PR活動を自主的に行ったりする事がある。
アイドルの細分化が進むのもこのご時世わかるんですが、それにしてもペヤングはどうかと思いますw。ま、かわいいだけじゃダメってことでしょうね。本当ご苦労様です。
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2007年11月30日
「BOREDOMS LIVE AT SUNFLANCISCO」は買わない理由が見つからない!!!!!!!!!!!!!!!!!!
12月発売のBOREDOMSの新譜について、念のため確認。
2007年7月にニューヨーク・ブルックリンズパークにてメンバーを含む、77人のドラマーを集めて行われたイベント〈77BOADRUM〉が大いに話題となったオルタナティブ・バンド、BOREDOMS(V∞REDOMS)。今や、世界中から注目を集める彼らが12月19日にライヴDVDとヤマタカEYヨ(山塚アイ)によるオリジナル・ブレイクビーツ集を収めたライヴ盤『BOREDOMS LIVE AT SUNFLANCISCO』をリリースする。
転載元:BOREDOMS(V∞REDOMS)が12月19日にライヴ盤『BOREDOMS LIVE AT SUNFLANCISCO』をリリース - bounce.com [ニュース]
はい、もちろん買い。っていうか買わない理由が見つからないw。DVDは宇川直宏が手がけた謎のクリップ「SUPER SEEEEE!!!!!!!」以来、それもライブ、そしてオリジナル・ブレイクビーツ集ってなんだよw もうなんか分かんないけどいろいろ唐突でカッコいいよ! ちなみに下は今年5月のイタリア・ベローナでのライブ。
ということで、さっきAMAZONで予約しました。ちなみに発送日は12/19〜21になってます。あ、そうだ。クリスマスにも間に合うよ!
BOREDOMS『BOREDOMS LIVE AT SUNFLANCISCO』(amazon)
※ジャケは未定です
続きを読む "「BOREDOMS LIVE AT SUNFLANCISCO」は買わない理由が見つからない!!!!!!!!!!!!!!!!!!"
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MACPOWER休刊について思うこと
98年から04年ごろまで執筆していたアスキーの老舗マック専門誌「MACPOWER」が、いつのまにか休刊になったそうです。
さて、1990年の創刊以来、18年間の長きに渡りご愛顧いただきました「MACPOWER」ですが、誠に勝手ながら、2007年10月号をもって休刊とさせていただきます。
転載元:MACPOWER休刊のお知らせ
「いつのまにか」というのも、実際僕がこのことを知ったのは数日前のことで、それも某美術関係者から「そういえば『まーぱ』休刊しましたよねぇ」と教えられたという次第。もちろん今となっては編集部からご連絡いただくような立場でもないので当たり前といえば当たり前なんですが、なんというか僕自身がその世界から遠のいてしまったんだなと改めて実感してしまいました。
思い起こせば、日本語版ワイアード休刊直後に神戸ジーベックで行なわれた「incubator」(50台のiMacで構成されるLANネットワークを作品環境にした実験音楽イベント、企画はコンピュータ音楽家の赤松正行氏)のことをどうしてもどこかで書きたくて、手元にあったMACPOWERの奥付を見て編集部に電話をかけたのが最初。それ以来なんだかんだとご縁があって、連載4本を含むいろんな記事をかなり好き勝手に書かせていただきました。あ、そういえばあの時の電話を対応してくれて、そのあとしばらく担当編集もやってくれたのが、この前まで編集長だった高橋さんだっけ。
MACPOWERでの執筆は、今思い返してもかなり楽しい仕事でした。こんなふうに書くとなんですが、いわゆるMacヲタな執筆陣の中にあって、僕は僕のよくわからない立ち位置で本当に好きなことばかり書かせてもらいました。Macを使った作品を作る現代美術作家12人へのインタビュー、某でっちあげ芸能事務所の奮闘記、iBookをもって南仏を旅をするというへんなマシンレビュー、さらにMacユーザーのアイデンティティが何であるかを大上段から語るコラムなどなど……なんていうか、編集部のみなさんはよくやらせてくれてたよなぁと思います。
僕がMACPOWERに関わった数年間はまさにパソコン誌全体の過渡期でした。ネットの普及で情報源としての存在意義を失い、実際に多くのパソコン誌が休刊・廃刊していきました。そういった状況はもMac誌においても顕著で、かつては書店にMac誌コーナーが出来るほどたくさんあったのが、04年にはMACPOWERを含む3誌をのみとなっていました。誰に目にも明らかな販売部数低下の中にあって全てのパソコン雑誌は、それでもなんとか生き残る道を模索していたように思います。僕はこの時期にアスキー以外のパソコン雑誌でも何度か執筆しましたが、そんな時期だったからこそ僕みたいな者が自由に遊べる隙間が業界にあったのかもしれません。
その後、MACPOWERは05年4月に「クリエイティブ・ライフスタイル誌」としての大幅リニューアル、それにともない僕が執筆できるページもなくなりました。新しい執筆陣は宮沢章夫、小西康陽、箭内道彦、川崎和男と蒼々たる顔ぶれ。デザイン的にもかなり洗練された印象のものになりました。ただ、そのあまりに急激な変化と広告主を強く意識した誌面作りには賛否両論があったと思います。実際僕も、リニューアル後1年くらいはそれなりに毎号チェックしてたんですが、いわゆる“雑誌”としての“雑”の部分が感じられずに、物足りない印象を受けました。いや、わかるんですよ、それ自体がポストモダン的な自虐であることも。でもなぁ、そこには読者がいないんですよ、読者が!
まぁそれはともかく、アスキーは来年4月にメディアワークスとの統合もあるようですし、休刊はともかく、良くも悪くもMACPOWERが吹きいれた新しい空気を活かせるようになってもらえればいいなと思います。そうしたら、また読者的には発売日をドキドキしながら待つような雑誌が出来るかも、とか淡い期待をこめてみたりww
なにはともあれ、高橋さんをはじめ編集部のみなさんはお疲れさまでした。遅くなりましたが、楽しいお仕事をさせていただいて本当に感謝しています。また機会があれば、お手伝いさせてください。
MAC POWER (マックパワー) 2007年 10月号 [雑誌]
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2007年11月23日
明日のメガネフレームは「フリクリ」特集です。
208で月に1度開催しているアニメーションレクチャーパーティー「メガネフレーム」。陽の当たらないテレビアニメエヴァンジェリストの市川ヨウヘイ氏が毎回珠玉のアニメマスターピースをセレクト、あなたの知らない「アニメの見方」を伝授します。今回は「フリクリ」から考えるGAINAX。タイトルがどんどんトリッキーになっていってるけど、みんなついてこいよ!
208 SALON
メガネフレーム vol.13
〜ピロウズはあの頃キングだったんだよ!(しょこたんはソニー)
日 時:2007年11月24日(土) 18:00 会場 / 19:00 開演
参加費:1,000円(1 drink+ポップコーン)
※お食事・お夜食も別途ご用意しています。
定 員:10名
申込み:こちらのフォームよりお願いします。
《解説》
2000年、エヴァが終わってすっかりアニメ熱も下がり始めていたあの頃、今では到底そろうことの無い、豪華なメンバーで作られた「フリクリ」を見てみながら「GAINAXってどうなんだろうねぇ?」なんて話してみませんか?
フリクリ DVD-BOX 水樹洵 新谷真弓 笠木泉 キングレコード 2005-08-13 by G-Tools |
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2007年11月13日
ユニクロヒートテックCMの曲は熊木杏里「ひみつ」
数日前にも取り上げたユニクロ・HEAT TECHのCMですが、冷静になって考えると麻生久美子はやっぱり好みじゃありませんでしたw。じゃあ何にグッと来たかというと、「吐く〜息より〜もし〜ろく〜」と奥華子もおどろく朴訥スイートで歌いあげられるBGM。
質問:最近たまにみるCMで「吐く息よりも白く」という歌詞の歌なんですが、曲名、歌ってる人を、おしえてください
ベストアンサーに選ばれた回答:ユニクロ「ヒートテックインナー」のCMソングでしたら、 熊木杏里さんの『ひみつ』です。
転載元:Yahoo!知恵袋
熊木杏里(くまき あんり、1982年1月27日 - )は、日本のシンガーソングライター・作曲家。長野県千曲市(旧更埴市)出身。キングレコード所属。身長153cm。血液型B型。関東国際高等学校を経て目白学園女子短期大学卒。
転載元:熊木杏里 - Wikipedia
僕はぜんぜん知らないんですが、熊木杏里はすでにアルバムを4枚リリースしているシンガーソングライターさんだそうです。ちなみに9月ごろ放送されていた同じくユニクロのCMにも彼女の曲が使われていたとのこと。
ということで、とりあえずこの曲だけ今夜の衝動買いハリケーン! iTMSで検索かけてみたらありました。あったんですが……
iTunes MusicStore:熊木杏里「私は私をあとにして」
おいコラ、消費者の欲求につけこみすぎだろ! っていうか、こっちが乗り過ぎ?
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おうちでアートでいろいろ考えた
11月11日、滋賀県大津市在住の美術家・杉原秀樹さんの自宅を使って行われている企画展シリーズ「おうちでアート」に行ってきました。知り合いに京都から車で乗せていってもらったんですが、うーん、やっぱりけっこうは遠いなぁw
おうちでアート「桑野聖子/ただただたんにおもうこと」
日時:2007年11月11日/日曜日(13時~18時30分)
場所:滋賀県大津市南郷の個人宅にて
《桑野聖子プロフィール》
1980年 大阪府生まれ
2003年 成安造形大学造形学部立体造形クラス卒業
桑野聖子は、在学中よりインスタレーション作品を制作し、空間に対する感度を高めるべくダンスや武道を習い、ニパフ(日本国際パフォーマンスアートフェスティバル)に参加するなどパフォーマンス作品も発表している。桑野の作品から現れる事や物は、ほんの一瞬「見えたか、見えなかったか」、果たして(作品が)「在ったか、無かったか」というように、鑑賞者の視覚(五感)に極々微かに挑む。昨年12月の「湖族の郷アートプロジェクト(大津市)」では、普段(桑野が)まったくしないであろう出で立ちで、9日間街を徘徊し(時には猛ダッシュして)、街のどこかに何か、、、ゆっくり手を添えるように作品を制作した。
転載元:おうちでアート
会場となる杉原さん宅は郊外の住宅地によくある感じの2階建て一軒家。とくに分かりやすい看板が出ているわけでもなく、ただ開けっ放しになっている門をはいっていくと、玄関に展示マップと芳名帳。ということで、さっそく中へ入ってみたんですが……。
たぶん写真では見えませんが、この中に「作品らしきもの」がいくつかあります。「作品」ではなくあくまでも「作品らしきもの」。展示空間らしき場所はたぶん二部屋、それ以外の場所にも本当にポツポツと「作品らしきもの」があったり、家の外から窓ごしに「作品らしきもの」を見る「作品らしきもの」があったり。もちろん本当は「作品らしきもの」ではなく「作品」だと思うんですが、正直あまりにささやか過ぎて作品とそうでないものの区別がつかないw。まぁ視点を変えれば「全部が作品」というか「全部がアート」と受け取れないわけでもなく、まぁそういう意味でまぁ面白いと言えば面白いんですが……うーん、なんだかなぁw
ただ片道2時間以上かけて「作品らしきもの」を見るっていう経験そのものは、いろいろ考えさせられるって意味で面白かったです。たとえば、ものすごく根本的な話として“僕たちは何をもってそれをアートとするか?”という謎について。
個人的にちょっと面白い話なんで書きますけど、例えば「すべては芸術である」とか「すべては音楽である」とかっていう物言いについて、その背景はともかく言葉だけとりだしてみると、芸術も音楽も意味の上での存在を失うんですよね。だってもし仮に本当にすべてが音楽であるなら、音楽という言葉そのものを使う意味がなくなるから。つまり音楽にしても芸術にしても、ある意味「限定」することでそれ自体が成立している。だからこそどう限定するか、どこで線を引くかがとても重要で、ある種の現代美術はその境界線が「作品」であると。ならば「作品らしきもの」の提示はその境界線をボカす動きで、「すべては芸術である」同様に芸術の意味を消滅させるんじゃないかとかなんとか……。
ただ、だからといってその動き自体に意味がないとかってことではないと思います。少なくとも僕はできないって意味で、桑野さんにしても杉原さんにしてもチャレンジャーだなと。また「おうちでアート」のコンセプト自体には、僕自身共感するところも多いので、これからも大津という立地にメゲず続けてほしいと思います。っていうか、僕は僕で宝塚の家があるうちにやってみたいなと考えたりw
あとこれは余談というか、むしろ結果的にこっちがメインだったというか、思いがけず桑野さんの作ったご飯(お酒もw)をごちそうになりました。いやぁ、美味しかった!
僕もそこそこ料理する方だと思うんですが、いろいろと食べたことのないお料理をたくさんいただいてしまいました。ほんとうにごちそうさまでした。美味しかったです。っていうか、ほんとはこれも桑野さんの作品の一部だったんだと思うんですが、僕の中では見事に芸術が消滅しましたからね。だから普通においしかったなぁーとw
ん? あ、もしかしてこれで正解?
「美しい」ってなんだろう?―美術のすすめ (よりみちパン!セ 26)
森村 泰昌
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