2007年08月11日

初シルクスクリーンと習作2つ

神戸アートビレッジセンターの工房で初シルクスクリーンをやってきました。工房の使用は全予約制で材料費込み3時間半2,200円。

で、そもそもシルクスクリーンって何どうなってて何が出来るのかが分からなかったので、とりあえずお試しということで軽い気持ちでやってきたんですが、これが予想以上にいろんな意味でグッときました。まずめちゃめちゃアナログなのにめちゃくちゃテクノロジーな感じ……科学的な技術の行程をこうやって手作業で追っていくっていうのは、いまどき意外とちょっと無い体験なんんじゃないでしょうか。あと、これは言うまでもないんですが、当然ながら奥が深そうですね。ちょっと奥に入ると迷宮な感じがバシバシつたわってきます。このあたりの感覚はちょっとコーヒーに似てるかもという気がします。

で、本日はテストってことで共に英和辞書を用いた一版刷りの習作2作品を制作。初シルクを記念して全部A.P.扱いってことでサイン入れてみました。

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"Landscape with black" 2007 Takuro Iwabuchi

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"He means it" 2007 Takuro Iwabuchi

「シルクスクリーン」用具と技法「シルクスクリーン」用具と技法
小本 章


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17:48 | トラックバック (2) | 固定リンク

208 SALON 「メガネフレーム vol.11 〜 夏のエヴァマラソン 」

京阪沿線の文化系ボーイズ&ガールズが集う京橋の古本屋・メガネヤがお届けする月に1度のアニメーションレクチャーパーティー「メガネフレーム」。メガネヤ店主の市川ヨウヘイ氏が毎回珠玉のアニメマスターピースをセレクト、あなたの知らない「アニメの見方」を伝授。今回は真夏のスパルタ強化合宿! なんと「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ版)を一気におさらいしちゃいます。



208 SALON
メガネフレーム vol.11 〜 夏のエヴァマラソン

日 時:2007年8月18日(土) 16:00 会場 / 17:00 開演
    ※終了予定 19日 12:00 / 途中退場・参加可
参加費:1,000円(1 drink+ポップコーン)
    ※お食事・夜食も別途ご用意しています。
定 員:10名
申込み:こちらのフォームよりお願いします。

《市川@メガネヤからのコメント》
9月から劇場で公開され始める「ヱヴァンゲリオン新劇場版:序」。ということでテレビ放送された全26話を一気に解説。体調がよければ劇場公開された方の25話26話もやっちゃえたらなと思います。

《タイムテーブル(目安です)》
18日(土)
 17:00〜 第壱話〜第六話
 21:00〜 第七話〜第拾参
19日(日)
 01:30〜 第拾四話〜第拾九話
 05:30〜 第弐拾話、第弐拾壱話
 07:00〜 第弐拾弐話〜第弐拾四話
 09:00〜 第弐拾伍話、最終話

※このイベントは上映会ではありません。あらかじめご了承ください。

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2007年08月08日

「彼」に会いました

突然ですけど「彼」に会いました。

彼は今、NYに住んでいて
そこからいろんな国へと旅をしているそうです。

彼はあいかわらず元気そうで、というか昔のまんまでした。
あまりにも昔のまんま、笑ったり、喋ったり、ギターを弾いたりするので、
まるで僕の時間がくるってしまっているのかと思うほどでした。
変わったことといえば、少し日に焼けたくらいでしょうか。

少し話もしました。
本当はいろいろと聞きたいこともあったけど
なんとなくまた会うような気がしてけっこうどうでもいい話をしました。

彼の恋人が撮ったビデオも見ました。
そのビデオには世界の裏側の出来事が写っていました。
状況も、前提も、基準も、切実さも、生々しさも、
まるでこことは違う、世界の裏側の出来事。
彼はそのことについていろんな人と話をすることから
この戦いを始めようとしているようでした。

僕には彼の戦い方が正しいのかどうか
正直なところよくわかりませんでした。
この戦いの意義が勝つことにこそあるんだとすれば
彼のやりかたはずいぶんと遠回りであるように思えました。
ただ、彼はひとりの音楽家として、意思を持つ個人として、
とても身の丈にあった戦い方をしているようでした。

彼はひとしきり話した後、
恋人と一緒に車で帰っていきました。
今度会う約束なんてできませんでしたが、
次はどんな話が聞けるのか今から楽しみです。

その時まで、ごきげんよう。
体に気をつけて。

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学
小沢健二


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2007年08月06日

今年も宝塚観光花火大会に行ってきました

毎年恒例、宝塚観光花火大会に行ってきました。

優しい光に包まれて 緑の大地が揺れている
草原に手足を任せ 眼を閉じる
たどり着いた 安らぎの場所
橋のたもとに 子どもたちの瞳が輝き
木陰に笑顔が広がっていく
時は歩みを止めて ただ 静かに流れていく
心に咲く 安らぎの花火
真夏の一夜の 夢物語 ……… ドーーーーーンw

安すぎるMIDI組曲との完璧なシンクロで織り成さすタカラヅカ×手塚治虫な世界観! いやぁ、これが見慣れると癖になるんですよ! 人もそれほど多すぎないし、同日に行われた淀川花火大会なんか行く気にもなりません……っていうのは負け惜しみだとしても、数ある関西の花火大会の中でもちょっと特殊な赴きがあります。興味のあり方は是非来年でも行ってみてください。

平成19年度 宝塚観光花火大会
〜心に咲く花火の競演 錦上添花


日時:8月4日 午後7時45分〜8時30分
主催:宝塚市、宝塚市国際観光協会
場所:武庫川観光ダム一帯

続きを読む "今年も宝塚観光花火大会に行ってきました"

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2007年08月04日

Mac OSXでのローマ字入力とかな入力の切り替え

喋ることが本業で、パソコンにはいまいち明るくないK姉さんから深夜にSOSメール。

うちのパソコン、かなから英文字入力にするのはどーするの?

あはは、まさにこれぞ“FAQ of FAQ(Frequently Asked Question of Frequently Asked Question)”……っていうか、僕も十数年前に初めてMac買った時、知り合いに同じ質問を深夜にしたことありますよ。あの頃は「なんでこんな簡単なことするのにこんなにメンドクサイんだよ!」とか思ってましたけど、いつのまにかそんなことも忘れてねw あぁ、なんか妙に懐かしい気持ちです。

ということで、全国のMacビギナーのみなさまのために入力切り替えの手順をデスクトップキャプチャーに書き込んで作ってみました。たまにはこんなエントリーもいいんじゃない?

im1.jpg

im2.jpg

im3.jpg

※各画像はクリックするとおおきくなります。


Apple Store(Japan)

Apple Store(Japan)  Apple Store(Japan)

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2007年08月02日

ブーストするタバコ、KOOL BOOST

昨日、天3のたばこ屋でタバコ買った時、キャンペーンのおねえさんから新製品「KOOL BOOST」のサンプルもらいました。

RIMG0006.JPG

「タバコなんてニコチンはいってたらどれも同じ」なんていう人もいますけど、KOOL BOOSTはある意味革新的。なんてったって名前からしてブースト! 「NEW」でも「2.0」でもなくてブースト!MacBookが火を噴くこのご時世にあえてブースト! んで、何がブーストするかといえばもちろん爽快感です。

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フィルターのところにプリントしてあるこのマークがブーストスイッチ。中にパワーボール(w)とよばれるメンソールの固まりのような玉が入っていて、これを指で押し潰すとメンソール感が急速にアップ。なるほどこれは確かにブーストだ! そしてなんなんだ、このトリッキーさは!

うーん、きょうびタバコ売るのって大変なんでしょうね。全国のタバコ業界のみなさま、ご苦労様でございますw

たばこ「KOOL BOOST」
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン

http://www.batj.com/

メンソールたばこ「KOOL」ブランドに追加。フィルター内に、メンソールが増す“パワーボール”を内蔵。これをつぶして吸うと、メンソールの刺激がさらに高められる。タールは8ミリグラム、ニコチンは0.7ミリグラム含有。20本入りボックス。価格は330円。関東、関西エリアで23日発売。
禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書)禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書)
小谷野 敦 斎藤 貴男 栗原 裕一郎


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レクチャー「多様化する現代の美術とメディア」に行ってきました

大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室で開催されていたレクチャーシリーズ「美術とメディア」の第4回「多様化する現代の美術とメディア」に行ってきました。

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レクチャーシリーズ 「美術とメディア」
第4回「多様化する現代の美術とメディア」


会場:大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室
日時:7月8月1日 17:00〜
講師:三井知行(大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室 学芸員)室
会場:大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室
   大阪市中央区南船場3-4-26 出光ナガホリビル13階
   電話: 06‐6241‐5173 ファックス: 06‐6201‐5759
主催:大阪市立近代美術館建設準備室心斎橋展示室

本当は本町であった森達也さんと藤井光さんのトーク・セッション(大阪府立現代美術センター主催)に行く予定だったんですが、当日に電話したら定員オーバー。そういえばと思い出して急きょ心斎橋準備室の方に向かいました。ちなみにこの日の講師を担当するのは、同展示室学芸員の三井氏。

もともと出光美術館だったという流れもあるんでしょうか、テーマのわりに年配のお客さんが多かったように思います。内容的には、広い意味での《メディア》とい視点で、デュシャンから八谷和彦まで一通りおさらいし、ところどころにちょこちょこと三井氏の感想や裏話みたいな話が入る感じ。池田朗子さんやかなもりゆうこさんなど身近な作家も何人か紹介されていたり、何年か前ににグループ展でご一緒した岡本光博さんにお会いしたり、気になっていたキャンディス・ブレイツの話なんかも聞けたり、あと帰り道でイラストレーターのTamaちゃんに会ったり、個人的にもいろいろ楽しいイベントでした。

個人的に学芸員の方の話を聞くのはきらいじゃないんですけれど、たまに研究者的な視点に少し距離を感じてしまうこともあったりで、正直あたりはずれあるなぁという印象があります。その点今回のレクチャーは、ある意味三井氏の「好み」がはっきりでいていて面白かったなぁと思います。途中、杉本博司を熱列プッシュ(w)する一瞬があったんですけれど、やっぱああいう姿勢で来られると「じゃあ騙されたと思ってちょっと見てみるか」という気にもなる。もちろんバランスの問題だとも思うわけですが、意外とそういう押しの強さって美術の世界であんまりないなぁと。

学芸員の仕事学芸員の仕事
神奈川県博物館協会


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2007年07月30日

映画『選挙』 〜 ドブ板選挙という病理

昨日は夕方に選挙へ行って、そのあとはずっとテレビをつけっぱなしにしながら掃除をしていました。それにしても今どきの選挙特番はテレビ局の「祭」ですね。そういうメディアの振る舞いも政治を政治じゃなくしている大きな原因じゃないのかなと思ったりしながら、とりあえず祭り感がいちばんショボかったMBS「乱!参議院選挙2007」をみてましたw。個人的にはざこば師匠のいつもかわらない立ち位置にホレボレするばかりでした。

で、その番組の中でその名も『選挙』っていうミニシアター系の映画を紹介していて、ぜんぜんノーマークだったのでちょっと調べてみたらこれがなかなか興味深いかんじ。


映画『選挙』 予告

内容は05年の川崎市議会議員の補欠選挙に出馬することになった切手コイン商・内和彦氏の選挙活動を追ったドキュメンタリー。日本のいわゆる「ドブ板選挙」の様子がかなり詳細に描かれているようです。

映画『選挙』(2007)
http://www.laboratoryx.us/campaignjp/

監督・撮影・編集:想田和弘
出演:山内和彦、山内さゆり、小泉純一郎、川口順子ほか

で、面白かったのは同作品がベルリン国際映画祭で公開されたときの観客の反応。ヨーロッパの選挙制度には日本ほどきつい規制(戸別訪問、選挙運動期間、インターネットの利用など)がなく、そのせいもあって政策での判断が基本だそうです。ですから名前と政党を連呼する日本の選挙のあり方はとうぜん滑稽に見えるわけで、「日本の政治家は政治家じゃない」とかあらためてごもっともなご指摘。いや、ほんとその通りだと思いますよ。それでも僕らはとりあえずそんな選挙でもとりあえずは選ばなきゃいけないわけでしてw

どうやら今回の選挙にあわせて公開されたようで、すでに上映している映画館は少ないようですが、機会があれば是非一度観てみたいと思います。

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか
加藤 秀治郎


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02:37 | トラックバック (0) | 固定リンク

2007年07月29日

神戸の米屋のてんちょ〜がCAP HOUSEでお米講座

神戸CAP HOUSEで今週末からスタートしている毎年恒例夏のワークショップ企画「第7回 アート林間学校」。今年もCAP HOUSEで活動するアーティストたちが企画したワークショップ32講座がほぼ毎日行われています。

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CAP HOUSE「第7回 アート林間学校」

今年は僕の担当する講座はないんですが、いちおう企画ということでやらしてもらったのが8月2日の「目指すぜ米の伝道師!」。神戸市灘区にある米屋・いづよねの名物店長・川崎恭雄さん(通称、神戸の米屋のてんちょ〜)にお米の美味しさと楽しさを熱く熱く語っていただきます。

CAP HOUSE「第7回 アート林間学校」プログラム
目指すぜ米の伝道師!

http://www.cap-kobe.com/house/info/caparty27_rinkan07.htm

日時:8月2日(木) 19:30〜20:30
担当:川崎恭雄(創業120年 笑顔の米屋いづよね店長)
   いづよねホームページ
内容:お米、好きですか? 美味しいお米、食べてますか?お米を中心とした食生活を実行して、たったの2ヶ月で25kgもダイエットした米屋のてんちょ〜が、お米の美味しさと楽しさを熱く熱く語ります!(注)今は強烈な体型になってます。継続って難しいですね。
受講料:1000円(テイスティング付き)

で、実はてんちょ〜さん、るネットラジオの世界ではちょっとした有名人だったりします。というのもてんちょ〜自身「米屋デジオ」をはじめとするポッドキャストをやっていて、一時期はiTunesMusicStoreでの総合ランキングのも名前を連ねる人気っぷり。その理由はまぁ、とりあえず聞けばわかりますw

米屋デジオ「第13回・お米食べ比べセミナー」

どう? いいでしょ、このへんなテンション。実際本人のキャラもとってもお素敵です。

shop.jpg
「いづよね」トップページ画像。ちゅーかどんな米屋やねんw

興味のある方は是非ご参加くださいませ。

お米は生きている―自然と人間お米は生きている―自然と人間
富山 和子


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文楽がこんなに面白いなんて正直知らなかった!

昨日、国立文楽劇場で開催中の「夏休み文楽特別公演」のチケットをいただきまして、昨日行ってきました。Wくん、ありがとね。

日本橋にある国立文楽劇場は、よく前をバイクで通ってたり、あと設計が黒川紀章ってことで知ってたりで、そこそこ身近な建物ではあったんですが、中に入るのは今回がはじめて。というか文楽なんてもう中学のときの芸術鑑賞会以来。そんな調子だから、正直「文楽」以前にいろいろとわかないことだらけだったんですが、意外にもお客さんの感じがラフで安心しました。なんていうか、もっと正装して見に行かなきゃいけないのかなとかちょっと思ってたりw

RIMG0085.JPG
国立文楽劇場。シックいい建物です。

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1Fエントランス。みんなお弁当とかグッズとか買ってます。

で、まぁそれはさておき文楽。文法的な面白さや人形の動きの巧みさなんかにももちろんびっくりしたんですが、なんといっても一番衝撃的だったのはお話の内容。特に「伊勢音頭恋寝刃」の「油屋」のくだりは(っていうかもうタイトルがヤバいw)、ばかしあいの末にキレた男が闇雲に誰彼かまわず殺して殺して殺しまくるっていう、まるでタランティーノの映画みたいなストーリー。なんなんだ、この話は!?! 理不尽さが妙に生々しくて、これはテレビなんかよりもリアルかもと思ったり。っつーか、「夏休み文楽特別公演」がこんなことでいいのかよ!!!www

最近愛読している美術史学者の秋田麻早子さんのブログ(これはこれでまた別に紹介したいけど)で「メディアとアート」っていうような話があったんですけれど、文楽もかつてはホットなニューメディアだったのかなと考えたり。って言っても、メディアそのものの持っている質やスピードっていうのは相対的なものだったりして、100年たっても200年たってもその部分の面白さは実は変わらないのかもしれません。

それはさておき、文楽がこんなに面白いなんて正直知らなかった! チケットはものによって違うようですが、国文楽劇場でもたまに一律2300円みたいな公演もあるようなので、こんどは自腹で来てみたいと思います。

文楽「夏休み文楽特別公演」
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/1021.html

会場:国立文楽劇場
期間:2007年7月21日(土) 〜 2007年8月9日(木)
時間:第1部 親子劇場=午前11時(午後1時10分終演予定)
   第2部 名作劇場=午後2時(午後5時50分終演予定)
   第3部 サマーレイトショー=午後6時30分(午後8時15分終演予定)
演目:「契情倭荘子」「伊勢音頭恋寝刃」ほか
出演:竹本住大夫、鶴澤寛治、吉田簑助 ほか
あやつられ文楽鑑賞あやつられ文楽鑑賞
三浦 しをん


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04:29 | トラックバック (0) | 固定リンク

2007年07月28日

一足お先にさようなら、フェスティバルゲート

売却決定にともない、入居するアートNPOの活動も7月末までとなった新世界フェスティバルゲートに行ってきました。ココルームなど今後も活動を継続するNPOは、引っ越し準備などの関係で(といってもまだ転居先が決まってないらしいけど)少なくとも8月末までは残るそうですが、イベントやカフェなどの表向きな活動は今月で終わり。そういう意味で僕にとっての『フェスゲ・ファイナル』です。

bye bye festivalgate
閉鎖直前のフェスティバルゲート。少なくとも外観はまだまだキレイにみえます。

ココルームでビールを飲みながら何枚かの領収書にハンコを押し、remoの写真を撮らせてもらいがてら宮本君と少し話をし、ダーチャから本を何冊かもらってそのお礼にフルーツゼリーを2つ差し入れ、めずらしく角さんのいないアーツパーク事務局でココルームの飯島さんとrecipのヨゴさんとどこに向かうでもないヨタ話を交わし……と、自分的にはいつもと変わらぬフェスゲ巡礼だったわけですが、やっぱりどことなく終わっていく空気が流れていたようにも感じます。

bye bye festivalgate
4Fココルームのカフェ。このカウンターでお茶のみながらいろんな人といろんな話をしました。

あくまでも外部者であり続けた自分にとっても、もうこの場所に来ることが無いだろうということはそれなりに感傷的な話だったりします。ただそのことよりも、ここ数年の大阪に拠点を置いた自分の動きにとって新世界アーツパークとその上で活動するNPOの存在はとても大きかったわけで、それらが撤退によって多少なりともカタチを買えざるを得ない状況にある以上、僕自身も今後の身の振る舞いもいろいろ考えなくてはと思っていたりします。

アーツパーク周辺の動きに関してはいろいろと思うこと・考える事がたくさんあったりもしますが、それはさておき、とりあえず今はその活動を動かしてきたみなさんに「これまで本当にご苦労様でした。これからも応援してます」という言葉を感謝の気持ちをこめて贈りたいと思います。

バイバイ、フェスティバルゲート。

※写真はこちら

沈没への航路沈没への航路
マイケル ゴス ジョージ ベーエ Michael Goss


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2007年07月26日

天神祭奉納花火2007

25日、天神祭の奉納花火2007に行ってきました。

うーん、夏だなぁ。

花火大会は10年以上前から自分的に夏のビッグイベントで、甘酸っぱかったり、しょぱかったり、とにかくいろんな想い出があります。今年もあといくつかは行く予定。

花火自体の面白さでいうと、何年か前に行った伊勢の花火大会がすごくよかったです。伊勢神宮に奉納するってことで、全国からは腕自慢の花火職人がその年の新作を披露するんですね。そういえば、昨年ぐらいから薄い青色の花火があったりして、花火の世界も進化してるんだなぁと変に感心したりします。

写真はこちら

NHK DVD 美の競演 日本の花火~花火芸術の最高峰 大曲全国花火競技大会~NHK DVD 美の競演 日本の花火~花火芸術の最高峰 大曲全国花火競技大会~
バラエティ


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2007年07月24日

ムーディ勝山「右から来たものを左へ受け流すの歌」がiTunesMusicStore で売っている!

マイミクのmACademiaさんのmixi日記よりものすごいものを発見してしまいました。ムーディ勝山「右から来たものを左へ受け流すの歌」in iTunes Music Store!

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あまりの驚きにちょっと冷静になろうまだクリックはしてませんが、例の「右から来たものを左へ受け流すの歌」のほかにも「上から下へ落ちてくるものをただただ見ている男の歌」「2日前から後頭部に違和感がある男の歌」「数字の6に数字の5を足しましたの歌」と豪華4曲が公開されています。

そして気になるお値段はなんと1曲200円、4曲買っても割引なしの800円! すごいぞ、ムーディー! その強気な感じが好きだ!

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ムーディー勝山 EP(iTunes Music Store)
icon

20:12 | トラックバック (0) | 固定リンク

『パブリックアート・マガジン Vol.0』いただきました

C.A.P.メンバーのOさんから、4月に発行された日本初のパブリックアート専門誌(!?)『パブリックアート・マガジン(Public Art Magazine)』の創刊準備号(Vol.0)をいただきました。ありがとうございました。

070724_pam.jpg

発行はアートと社会の関わりという観点からパブリックアートをの調査研究しているという団体・アート&ソサイエティ。海外の事例紹介や、日本と英国との比較、アーティストインタビュー、海外のパブリックアートの実践者からの寄稿、さらに米『Public Art Review』誌からの翻訳記事などなど、なかなか濃い目の内容になっています。

目 次

□創刊にあたって
□ニュース 〜 『リトルボーイ』展より
□REVIEW 01 〜 海外のパブリックアートプロジェクト
 セイエッド・アラビ「空飛ぶ絨毯」、キム・スージャ「無名の条件」ほか
□REPORT 01
 エリザベス・ノーマン「パブリックアート - 日本と英国の場合」
□INTERVIEW 森弘治(アーティスト)
□REPORT 02 〜 9-11 同時多発テロメモリアル
□特集
 むろうアートアルカディア計画
 アメリカのパブリックアートの傾向 - シアトルの事例
 アーティストの役割 - ブラジル ストリートチルドレンとのコミュニティアート
□REVIEW 02 〜 国内のパブリックアートプロジェクト

当たり前のことですけれど、こういう雑誌ができてくる背景として「日本にもパブリックアートを」といった話があるんだと思います。ただ日本にも「パブリックアート」と呼ばれるもの、つまり公園や広場などの公共スペースに行政主導で作られたへんてこな巨大オブジェとかはあるわけで、ここでいう「パブリックアート」はそれとは違う。じゃ、なんでわざわざ違うものをいまさら広めなきゃいけないかって言うと、「そこにはパブリックがない」っていうような話になる。そこでどうするかってなった時、まずはパブリックがあるパブリックアートの事例としてまずは本場を見てみよう、それで日本でのありようを考えていきましょう……というような、まぁざっくり言えばそんな感じだと思います。

でもなぁ、ぶっちゃけかなり遠いよなぁww

そもそも問題は「パブリックってなんだ?」って話ですよね。この国にそんなものはあんのかと。それを無視してパブリックなパブリックアートの話なんてもう遠すぎて、個人的にはぜんぜん現実感が持てない。ここ最近、パブリックアートとかアートカウンシルとかなんかそういう会合に何度か顔を出してその度にヨーロッパのいい感じの事例を聞く機会があったんですが、もうぜんぜん前提が違うような気がしてどんどん卑屈になっていくという……って、仮にも作る側がこんなこと言ってたらダメなのかもしんないですがw。

あぁ、この国のことはこの国の価値観で打破したい……ん、金? やっぱ金なのか?w

ま、それはともかく興味のある方はぜひどうぞ。申し込みはアート&ソサイアティのウェブサイトからできるようになっています。定価は500円です。

パブリックアート・マガジン(Public Art Magazine)

発行元:アート&ソサイエティ
編集:工藤安代、清水裕子、藤沢真理
定価:500円

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Google Adsenseを停止されないためにプログラムポリシーを最初からよく読んでおくこと

気づいた方も多いかもしれませんが、ここ3週間ほど日々嘉綴でのGoogle Adsenseが表示されていませんでした。実はAdsenseのプログラムポリシーに沿っていない点がいくつかあったらしく、ある日突然Google側から表示を停止されてしまったわけですw

プログラムポリシーというのはAdsenseを利用する際のいわゆる約款のことで、いろいろと細かい内容が書かれているのですが、今回日々嘉綴が引っかかったのは以下の項目。

・複数の有効アカウントを運営してはいけない。
・広告の上にテキストを記述する場合「スポンサード リンク」または 「広告」以外表示してはならない。

いまこうして書くと大したことじゃないように思うんですが、実際はこれを理解するのが大変でした。たとえば「広告の上にテキストを」の「上」とはどこまでを指すのか、そういう細かいことが微妙に分からず対応に時間がかかったわけです(ちなみにこの答えは、ページを上から見ていって広告が表示されるその「直前」という意味で、そこに区切り線の一本でもあればOKということのようです)。さらにいうと、現状の問い合わせや再開の申し込みはその場その場でメールを送らないと対応してくれません。またこの際に使用するメールアドレスは、Adsenseに登録してあるGMailのアドレスからしか受け付けてもらえません。ふー、めんどくさw

ま、最初からちゃんとプログラムポリシーを理解しとけばよかっただけの話なんですが、偶然にもテキトーにやって最初の審査をパスしてしまったので、あとになってこんなことになってしまいました。Adsenseユーザー、もしくはこれからAdsense導入しようと思っている人はどうぞご注意くださいまし。

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