2006年01月26日

オーナーの帰国

25日。11:00に目覚ましをかけていたのに、13:30起床。慌ててシャワーを浴び、メールの返事を書き、少しだけ洗濯機を回して、家を出る。あまりにバタバタしたせいかのか、ノーヘルで駅まで行ってしまった。

14:30、南森町。住友銀行で208の通帳記入と公共料金の引き落とし手続きをする。これまでは法人口座をつかっていたのだが、インターネットバンキグができなかったりいろいろと面倒なことが多く、結局個人口座を新しく作ってそちらに移すことにした。それにしても銀行の営業時間と待ち時間はなんとかならないもんだろうか……。ずいぶん前に閉まったシャッターの端の小さなドアから申し訳なく外にでた。15:30、天3のHANA COFFEEでコーヒを呑みながら208の決算書とその他もろもろの書類作り。本日のサービスコーヒーはマンデリン。

17:00、208。帰国中のオーナー・倉智久美子さんが出迎えてくれた。今後の展開なども含めて、賃貸・管理契約について話し合い。こちらの意思を素直に伝えると、そのあたりはこころよく了承してくれた。彼女は誰かがこの部屋を使って何かしらの活動をすることにはむしろ好意的で、208に関してはずいぶんと譲歩してくれている。そして彼女自身もドイツではしがない美術家であるということが、208としても原動力であったり責任になったりする。

19:00、宮脇さん、BitFloodの2人も順にやって来て、みんなで鍋。BitFloodは倉智さんとは初対面で、互い距離感を探りながら話していたけれど、最後にはずいぶんと話も盛り上がっていた。話題は「ドイツと日本の文化行政」「ホリエモンの是非」「ドイツ料理について」「イケズな京都人」などなど……。牡蠣や蛤を入れたおかげで良いダシが出たので雑炊。最後にお土産レープクーヘンとマジパン(どちらもドイツのクリスマス菓子)でしめた。24:00、28日のトークイベントでお会いしましょうということで208メンバーは撤収。

河上さん@BitFloodの車で梅田まで送ってもらうつもりが、なぜか雲雀丘まで。とりあえず史上最高に散らかった家に上がってもらってお茶をいれる。このところ河上さんは元々本業だった作品を撮りだしたりなんだか調子が良さそうで、話していても自動的に具体的なはなしになるのがいい。特に何をというわけでもないのだけれど、あーだこーだと互いの話をこねくり回して、「番組」というキーワードが出たあたりで、気がついたら6:30になっていた。

あー、やっぱたまには京都遠征でもしようかなぁ。

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2006年01月25日

炉端焼きと太もも

24日。10:00、起床。ベーコンとほうれん草のトマトパスタを食べ、某社会の大半を敵にまわすポッドキャストの収録のため11:30に家を出る。少し遅刻しそうだったので相方のニート野郎に電話すると「ごめん、風邪ひいて家で寝てる」とのこと。っつーか、おい! 電話くらいしてこいよ! っつーか、さすがニート。諦めて家に帰る。

ここぞとばかりたまった用事を済ませようと、ほうじ茶を入れてMacの前に座るが、太股の筋肉痛が痛くてどうしても集中できない。原因は昨日家から駅まで走ったせい、なんとも情けない体だ。このところ周囲で体調不良の話をよく耳にするので、これをきっかけにウォーキングぐらいははじめた方が良いのかもしれない。とりあえず、今日のところはワイドショーでライブドアのあれこれを見ながら二度寝。

18:30、梅田で大阪アーツアポリアの小島氏と待ち合わせ、赤レンガ倉庫の活動記録出版の件。ずいぶん昔によくいったバーの隣の炉端焼きへ。酒を飲みながら、ざっくりとしたキーワードの抽出をしながら、少し煮詰まったらプライベートな話などもした。あと、炉端焼きシステムの流用について……。彼は関学で自分の4つ上の先輩にあたる。ずいぶん前からいろんなところで顔を会わせることがあったが、ここ1年ほどでずいぶんと近い関係になった。かつて同じ学校に通っていた先行きの怪しい自営業者2人が、何の縁かこんなところで仕事の話をしている。そして相変わらず太ももは痛い。

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2006年01月24日

贅沢と教養

贅沢は演出であり教養。
教養のない人が演出を金で買う。

http://podcast.1242.com/sound/234.mp3

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翌日

23日。ここ数日WSの準備で少し気がはっていたのか、昼まで寝ていた。昼食をとって、京都精華大の公開講座の打ち合わせで大阪へ、須川さんという女性の方と一緒にcommon-cafeに行った。須川さんはメールのやり取りが何度かあっただけで今日が初対面だったが、なかなか気さくな方。会ったとたん喫茶店の窓ガラスでコンタクトがずれを直していた。

common-cafeは今年はじめて、髪を切った樹里ちゃんに新年の挨拶をする。須川さんから公開講座の趣旨を説明してもらい、可能性を探る。「アマチュア以上・プロ未満な情報発信に必要なことと欠けていることをフォローする」という点でおおよそ合意、月末までにいくつかの提案をすると約束する。

須川さんと別れたあともしばらくcommon-cafeに残る。体が冷えていたのでカフェ・オレを注文し、樹里ちゃんとスローなトーク。するといかにも無神経なスーツのオッサン2人が入ってきて、やれ「山納氏はいないの?」だの「タバコうってないの?」だの喧しく話しだしたので、気がめいる前に撤収。梅田あたりを少し歩き、川西の西友で食料を買い込んで帰宅。家に着いたとたんアポリアの小島氏からTEL、明日も夕方から打ち合わせになった。

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2006年01月23日

ほんのりとした充実感

22日。プラネットステーション・ワークショップ当日。11:00入りの予定だったが、道がすいていたせいで10:30に到着。プロデューサールームではすでに何人かのスタッフたちがスタンバイしてくれていた。すこし挨拶をして、会場となる会議室にて準備。といっても、机を並べて、そこにモチーフとプリントを並べるくらい。森ノ宮のモスバーガーでアシスタントの峪田とボランティアの近藤さんと食事をとりながらWSで話す内容を簡単にメモ書きする。めずらしく少し緊張する。

12:45、会場に着くとすでに受講者の高校生でいっぱい、若さに少々ひく。運営スタッフ・岡田さんの軽い紹介の後、ワークショップ開始。美術の中でコンセプチュアル・アートがどういう位置づけにあるかを簡単に説明した後、コスース「1つと3つの椅子」を引き合いに概念的な視点について講義。もの珍しさか最初はそこそこいい反応だったが、内容が授業的になると極端にテンションが落ちていくのがわかる。そのあたりはもっと上手い進め方があるのだろうが、ワークショップの不慣れな自分にはそのあたりのメソッドがない。

ただ、実際にモチーフと向き合う段階に入ると彼らは本当に真摯で、思ったよりもずいぶんと器用に意味を引き出しはじめる。なかにはこちらが「辞書うつしたの?」と聞くくらいによく出来た内容のものもあった。そして実制作にはいると、ほとんどの受講者はもう手がつけられないほどに好き勝手で、コスースという名前も忘れるほどだったけれど、ずいぶんと楽しそうだったのでこれも良しとするかとといった気分になる。段取り不足、とりわけ撮影周辺がずいぶんとトラブってしまったが、そのあたりはプラネットの古谷氏が中心になってフォローしてくれた。

途中からはむしろこちらがオロオロするくらいに事は勝手に進み、結果的に無事35個の「1つと3つの○○○」ができた。お題目だった「コンセプチュアル・アート」という視点から見ればずいぶんと違う方向にも行ったが、どれもまぁずいぶんと個性派で見ていて純粋に楽しかった。いやむしろ、その中にワークショップの意図を的確に捉えてカタチにしたものがいくつかあったことに驚いた。

WS終了。プロデューサールームに戻って、WSを後ろで見てくれていた青少年活動財団の久保氏と少し話す。彼は野外活動の企画などが専門だそうだが、アートの領域で出来ることにも積極的に取り組んでいきたいとのこと。美術家と名乗りながら美大にもギャラリーにも縁がない自分としては、実はこういう他分野の人たちとする仕事がとてもしっくりくる。スタッフがおりてくるのを待っている間、手伝いをしてくれた新今宮の高校生とイカ焼きを食べた。受講者のアンケートに一通り目を通し、結局プラネットステーションを出たのは19:00。

帰りの車の中で、峪田と本日のおさらいと評点。自分は65点、峪田は75点、まぁどちらも合格点。ほんのりとした疲れと充実感を感じながら、なぜか千里に寄り道して映画のレイトショーを見ることになった。「博士の愛した数式」。博士の話と昼間自分がしゃべった話がだぶって聞こえておかしかった。

23:19 | トラックバック (0) | 固定リンク

『縦切りと、横切りの美術史』

C.A.P.のメンバーで、ここ数年デュッセルドルフで活動されているアーティスト・倉智久美子さんのドイツレポートイベントに聞き手としてし参加します。ドイツのアートシーンの現状のほか、個人的にヨーロッパの208みたいな活動についても聞けたらなと思っています。ぜひ、お越し下さい。

0601_kurachi.jpg

2006/1/28(土)18:00〜
イブニング アート パーティー
「縦切りと、横切りの美術史ードイツで、解ったことー」
お話し:倉智久美子(美術家/ドイツ在住)
聞き手:岩淵拓郎(美術家)

会場:CAP HOUSE(神戸)
参加費:¥1,000 1ドリンク込み
概要:ドイツではいろいろなことがどのように進められているのか、(日本では)終わった筈のモダンアートが何故いまも命脈を保っていられるのか、また若いアーティストたちの運営するスペースについてなど、質疑応答を中心に日本とドイツの芸術環境を比較しながらお話したいと思っています。

14:17 | トラックバック (0) | 固定リンク

しおりの気配

shiori.jpg

しおりには気配がある。

中断された物語、停止する物語、再開する物語、そこにある時間

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2006年01月21日

コンピュータソックスと300円アダルトDVD

20日。某新聞社取材のため神戸へ。13:00、取材に同行してくれる石谷ばんび氏と合流、昼食をとる。年末年始やMacExpoの話。石谷氏は会うたびにタイムリーな話題を提供してくれる。

14:00、取材。新聞の仕事を受けることはあるが、新聞社に取材というのは初めて。テレビモニターと書類の山が積み上げられたデスクの並ぶ、いかにもスポーツ新聞社のオフィスといった感じの編集局で撮影、その後写真用のカフェで取材を行なった。

16:00、取材終了。石谷氏と軽くお茶をして、ハーバーランドのダイソーで週末のワークショップ用の素材物色。「コンピュータソックス」という謎の商品と、300円均一のアダルトDVDを発見した。

18:00、CAP HOUSE。CAPの連中とお茶を飲んだ後、鯉川筋のモスバーガーで夕食。

15:32 | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年01月20日

『1つと3つの○○○』

大阪市青少年会館・プラネットステーションの企画で、大阪市内の学校で演劇をしている高校生のためのワークショップを行うことになりました。基本的にクローズドなワークショップなので一般参加は出来ませんが、なかなか面白い企画なのでご報告しておきます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

1月22日(日)
+meets program 〜演劇をしている高校生のためのアートプログラム〜
ワークショップ 「1つと3つの○○○」
http://mic.e-osaka.ne.jp/pla-sta/ps-web/2005/mp/top.html

【概要】
時間:13:00〜15:00
参加:クローズド(一般の参加は出来ません)
持ち物:筆記用具

【内容】
現代美術、そのなかでもとりわけヤヤこしそうなコンセプチュアル・アートを、実際にやってみることで理解する高校生対象のワークショップです。コンセプチュアル・アートの父とも言うべきジョセフ・コスースの名作『1つと3つの○○○』に学び、目の前のものを視覚と概念の両方から捉えて作品化していきます。

05:17 | トラックバック (2) | 固定リンク

準備中

1月19日。11:00、起床。めずらしくファミレスに食事をしに行く。ランチバイキング、800円。まぁ、安かろう不味かろうだ。

家に戻って週末のワークショップ「1つと3つの○○○」の予行演習、当日は助手もやってくれるC.A.P.の峪田に実験台になってもらう。所要時間は1時間、まぁ実際はいろいろと間延びして倍の2時間といったところだろう。まぁ大まかなところはこれで大丈夫そうだ。

18:00、森ノ宮プラネットステーションでワークショップの最終的な打ち合わせ。担当の古谷氏はずいぶんと褒め上手で、こちらの不安をリアクションで上手く取り払ってくれる。進行上のいくつかの点を変更。素敵なワークショップになればいい。なにせ今年の目標は「質」である。

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2006年01月18日

コネクタルーム

1月17日、夕方からココルームでコネクタルーム。少し遅れて参加する。ワークショップ参加者やスタッフの制作している番組の途中報告と現在放送中の最新作を鑑賞、意見交換をする。いろいろ見て、本当にそろそろ自分でも作りたくなってきたので、時間が空いたら事務局からビデオでも借りていこう。

スタッフが帰ってもなんとなくココルームに居のこりビールを飲む。浪速自転車くんが業者にナメられているという話、アポリアの小島さんが買った家の改装工事がいっこうに終わらない話、などなど。終電を逃し、日付も変わって、結局上田のぞみさんの誘いで不安になるほど安い呑み屋に行った。確かビールが250円、お好み焼きが200円。

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2006年01月17日

新しい靴

新しい靴を買った。

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どう? なかなかいいでしょ?

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華やかな噂

11月16日。兵庫県庁近くのらくえん厨房 あむりたで昼食を食べていると、見知らぬ番号から電話。店の外に出てとると、なんと幼稚園の時に仲の良かった坂本のなおちゃん(少なくとも当時はそう呼んでいた)だった。どうやら偶然僕の名前と電話番号をネットで見かけたらしく、あまりはっきりと覚えてはいないがたぶん声を聞くのは20年ぶりだ。彼は吉本興行でダウンタウンのマネージャーをやっているとのこと。華やかな仕事だなと少し茶化して言うと、「華やかなのは木本さんだけだ」と返ってきた。木本というのは関学の時の同級生で、同じくダウンタウンのマネージャー。まぁ、変な縁だといえば変な縁………いつか飯でも食いにいこうという口約束で電話を切る。

ちなみに木本君がフジテレビのアナウンサーと結婚するということは、夜家に帰って"木本" "ダウンタウン" "マネ−ジャー"で検索をかけた後のこと。あぁ、なるほどー。

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2006年01月16日

チゲ鍋、回転焼き、刀削麺

1月15日。12:00、208にて起床。天三の珍三カルビで昼食、チゲ鍋を食べながら宮脇さんとアーティストのための相互営業の仕組みについて考える。神戸へ。三宮で目の前に停まっていた電車に逃げられた。

16:00、CAP HOUSE。写真展の展示を少しやって、あとは回転焼きなど食べながらのんびりと。船乗りで土方の藤本さんベアーズ周辺でノイズをやっているte:ch/a/os:mosis君とその彼女(?)と話す。te:ch/a/os:mosis君はZOYD-LOGUEの只津君の友達とのこと。

20:00、閉店間際の東急ハンズで白のマジックを買った後、CAPの連中と灘の刀削麺で夕食。

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2006年01月15日

うごきだす毎日

1月14日。いたみホールの中脇さんと盛さんと梅田で食事、新しい受注作品プロジェクトについて話す。話の8割は余談、そういうことの繰り返しがこのプロジェクトの醍醐味であり、楽しいところでもある。具体的な提案はできなかったが、今月中に具体的なプランをいくつか出すことで合意、これで事も進む。2人と別れた後、ヨドバシカメラでシャワーホースを買った。

16:00、208。16日に家主である倉智さんの一時帰国するため掃除、久しぶりに物置の中も整理する。河上さんはインフルエンザで欠席。掃除の後、駆け足でミーティング。かなりいろんな話が出たけれど、結果的にいろいろ面白くなりそう。その後は近くの居酒屋で食事、山本知歩の結婚式のプロデュースを208で受けることになった。司会:デリヘル美。22:00、戻ってポッドキャストの収録。5本目を録ったあたりで諦めて宮脇さんと208に泊まることにする。

1月も半ばだけれど、ものごとが一斉に動き始めた。平常心で、でも実はとても気分がいい。

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