2006年01月12日

そろそろ仕事始め

1月12日、日が変わる1時間前にベットから出て、パソコンの前に座るがなんだか気持ちだけが先走って何をしていいのかよくわからず、とりあえずMacExpoの基調講演をストリーミングで見る。スティーブはどうも風邪をひいているようで、ときどき咳き込んではいるが、相変わらずの饒舌っぷりだ。一番気になったのはPodCastingの編集に対応したGarageBand、巷で騒がれているintelMacにはやはりそれほど高揚感がない。

11:00、珈琲をたくさんのんで神戸へ。十三駅で551の豚まんときつねうどんで昼食を済ませる。三宮の画材屋・ルナでキャンバス3枚とアクリル絵具4本を買った。CAP HOUSEで先日納品した展覧用の写真を確認、やっぱり使い捨てカメラだけあって思ってたよりずいぶんと暗い写真が多かった。まぁ、これはこれで仕方がない。

19:00、大阪アーツアポリアの中西さんとアクションプラン報告書編集の件で簡単な打ち合わせ。世間話で、彼女が以前からすすめている病院でのプロジェクトのことや、アポリアの活動記録のことについて聞いた。それにしても中西さんはいつ会ってもずいぶん忙しそうに見える。

年末あたりからバカンスモードが続いていたけれど、そろそろ仕事始めといった1日だった。

20:39 | トラックバック (0) | 固定リンク

ひどい逆転

1月11日、どうしてそんなことになったのかはわからないけれど、夜中に傷がついたDVDを磨きだして、気がついたら昼間になっていた。歯磨き粉からスタートし、界面活性剤、アクリルサンデーと試し、最後に作品磨きにいつも使っている「きずとり PLA」で落ち着く。実のところ、こういうどうでもいいことに取り憑かれたように夢中になって時間を費やしてしまうことは、自分にはそれほど珍しいことではない。

VFTS0018.jpg

腹が減って昼食、久しぶりに納豆そばを作って食べる。そうすると今度は急に眠たくなって雨戸も閉めずに就寝、たしか15:00くらいだったか。寝る前にSKYPEで千葉市美術館に電話、J・コスースの図録が残っていないか問い合わせるが、完売していた。

起床。近くに時計がないが、とりあえず暗い。ベットに入ったままテレビをつけると「トリビアの泉」スペシャルをやっていたので、思わず最後まで見る。23:00、ひどい昼夜逆転だ。

※CDやDVDの記録部分は印刷された側の奥というか裏にあって、傷ついたディスクは裏面を研磨して磨いてやればかなりの高確率で復活する。最近ではCD/DVDを研磨する専用機械(5000円程度)が売られているようだが、いわゆる研磨剤で磨くのも可。ただし、あまり粒が荒い物だと逆に傷だらけになる。今回使用した「きずとり PLA」はプラスチック用、東急ハンズで購入。

07:13 | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年01月11日

【緊急】 チェキかして!!!

ちょっとおねがいです。

こんど大阪で子ども向けのワークショップするんですが、そこでインスタントカメラのチェキが何台か使おうかなと思ってます。で、誰か持ってたらぜひ貸してほしいなぁーと。。。(w

接写レンズがついてたら最高ですけど、なかったらなかったで問題ないです。

すいませんが、持ってはる人は一声かけたって下さい。メールでも、電話でも、コメントでも、ミクシィ経由でも。

10401010030-1.jpg

07:09 | トラックバック (0) | 固定リンク

あと2週間って……

10月10日、明け方まで中途半端に寝たり起きたりしていたせいで、昼過ぎにはダウン。夕方まで寝てしまった。

18:30、森ノ宮プラネットステーションで高校生のためのワークショップの打ち合わせ。日程も確定していないと思っていたら、なんと今月22日だと聞かされた。おいおい、あと2週間しかないじゃないですか……。さすがに焦って、とにかく今晩中に詳細なプランを出すということで持ち帰る。今となってはもはやどこでどう連絡ミスが起こったのかはっきりさせる手立てはないが、これもひとつにはスパムの弊害である。なんせ1日100通近くが届くのだ、フィルタリングがかかって未読のまま捨てられた可能性は十分にありえる。

いったん家に帰って、ヤフオクで<例の物>を6520円で落札。すぐさまツタヤにビデオを返しに行き、帰りにフレンドリーによってワークショップのラフシナリオを作成。最終的なおとしどころをどこにするか悩みまくった末、またも保留で帰宅した。日が変わって11日の3:55。

それはそうと、どうやら噂どおりintel PCが発表されたらしい。

mac.jpg

基本的にスペックアップにはそれほどテンションが上がらない方だが、さすがに4倍だの8倍だの言われるとちょっとくらいの興味は湧く。確定申告で還付金入ったらiMac買おうかな。

04:15 | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年01月09日

皇帝ペンギン

la marcher de l'empereur

どう転んでも差し障りがないという点で、動物系ドキュメンタリーは作り手の悪意のようなものが浮き彫りになるように思う。ただこの映画でで浮き彫りとなったのは、むしろフランスという国の持つ詩的な垢抜けなさだろうな。ストーリー全体を包み込む甘ったるいナレーションに想像力を吹き飛ばすほどに違和感たっぷりのBGM。そらないよー。

まぁ、それはそれとして映像的には撮影・編集ともにたしかに凄い、素晴らしい。観ているうちに体が真から冷えてきた。

皇帝ペンギン
2005  フランス
監督・脚本:リュック・ジャケ
ナレーション:ロマーヌ・ボーランジェ、シャルル・ベルリング、ジュール・シトリュック
オススメ度:★★★

00:44 | トラックバック (2) | 固定リンク

2006年01月08日

煮物、納品、パフェ

1月7日。12:00、起床。

久しぶりの自炊で朝食から大根の煮物、新喜劇を見ながら食べる。

その後、21日からの写真展の作品を納品しにCAP HOUSEへ。CAP HOUSEでは下田館長と鳴海さんが展覧会の展示計画中。下田さんは年末年始あいかわらず体調不良だったらしい。それにしてもここはおそろしく寒い。管理人室にこもってリーナと年越しの報告をし合いながらコラムを一本書く。

帰りは東灘の刀削麺で夕食、近くのロイヤルホストで大きなパフェを食べ、川西のツタヤで「スチームボーイ」をレンタル。

06:46 | トラックバック (0) | 固定リンク

「スチームボーイ」

060108_steam.jpg

2004  日本
監督:大友克洋
声優: 鈴木杏、小西真奈美、ほか
オススメ度:★★★★


さんざん長い間待たせたわりに世間的には酷評だった本作について、自分はかなり好意的な見方をした。なんといっても「AKIRA」をリアルタイムで10回以上観たのだ。どうしたってひいき目にならざるを得ない。もちろん「映画」という観点から冷静に判断すれば、それは確かに駄作だ。しかしこれは映画である以前に「OTOMO作品」であるということをお忘れなく。

一般的な評価通り、やはりストーリーテーリングは破綻している。とりわけスチーム城を舞台とした後半のドタバタ劇は、もはや物語とは完全に分離したテンションで進行し、そこに積極的に乗っていけなければ笑いどころすらない。「AKIRA」を体験していない世代には相当に辛い内容である。しかし、何度も言うが、あの「AKIRA」をつくった「OTOMO」の作品だ。設定が肥大化し、物語の枠を突き抜けて、作り手の偏執狂的なテンションだけが浮上してこそ、この作品には意味があるし、それこそを「大友らしさ」だと暖かく拍手を送るのが正解だろう。

あまり触れられることはないが、鈴木杏と小西真奈美の声優としての可能性も見所である。

04:58 | トラックバック (3) | 固定リンク

2006年01月06日

リニューアル病

1月6日。定期的に発症する持病があらわれた。病名はウェブページリニューアル病。おもむろに"takuro iwabuchi directory"のデザインをコンセプトの部分から完全リニューアル。

http://www.mediapicnic.com/iwabuchi/index.html

コンテンツの広がりとともにトップページの物理的な大きさが拡大する構造。ccsだのなんだのが普通となった今でこそ、あえてこういう無茶をやってしまう価値はある。

少なくとも今日はそう思った。

08:06 | トラックバック (0) | 固定リンク

「拡」から「質」

清水寺発表によると昨年を象徴する一文字は「愛」とのこと。いまさら「愛」などと言われたところで「愛・地球博」ほどの軽薄さしか感じないけど、まぁそうまで言わせるほどに寒々しい時代だということか。

個人的な2005年をは「拡」。美術をはじめいろんな活動がそれなりに知れわたって、活動の幅がちょっとずつだけど確実に広がった。なかでも208をやってきたことの成果は大きくて、たった2年足らずで大阪ではずいぶんと動きやすくなったように思う。有り難いことに年末には208を知り合った数人から実際に仕事をいただいたりもした。いまさらだけど場を持つってことのメリットはすごく大きいと実感。

で、そういう「拡」な状況を踏まえて、今年の目指すべき一文字、「質」。広がりが見えた今だからこそ、いい作品を作って、いい文章を書いて、いい人と知り合って、いい恋をする……2006はこれで行こう。

01:06 | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年01月05日

PAPER VOICE - 東急ハンズ - ココルーム

1月5日。15:00、起床。208にて。

心斎橋のPAPER VOICEに行って次の作品の紙を選ぶ。PAPER VOICEは製紙会社の直営ショップで、小売りなので値段は高いが、おおよそイメージ通りの紙が見つかる。感じのいい女性スタッフに相談すると、紙見本をくれた。そのあと東急ハンズに行ってハトメパンチとトメビスを買った。

帰りは新世界のココルームへ。コーヒ−2杯と日替わり定食で、大和川レコード君と5時間ほど話し込んだ。議題はコラボレーションの意義と企画会議

23:20 | トラックバック (0) | 固定リンク

「日々嘉綴 総合」について

2006年1月より、これまでの「日々嘉綴 批評(ひびかて ひひょう)」からデザインも新たに「岩淵拓郎 〜 日々嘉綴 総合(いわぶちたくろう 〜 ひびかて そうごう)」へとタイトルを変更いたしました。今後ともよろしくおねがいいたします。

内容的には以前の批評・評論に日記や覚書的なものも含めて行きます。「総合」ですのでとりたてて何かのテーマに特化したブログというよりは、岩淵拓郎の考えている人や周辺の動きが見えてくる読み物として機能させて行きたいと考えています。

今回のリニューアルにともないMovableTypeのバージョンアップを行いましたが、同時にコメントやトラックバックの扱い方も変更していますのでご了承ください。

15:05 | トラックバック (0) | 固定リンク

『From last to first 2005→2006』

photo_exhi_05_06.jpg

1月21日(土)〜2月12日(日)
CAP Photo Exhibition
「From last to first 2005→2006 〜謹賀新年 アーティストの見たもの〜」

【概要】
会場:CAP HOUSE(神戸)
開館日時:11:00〜20:00/火曜日休館
※1月21日(土)18:00より、新年会をかねたオープニングパーティーをおこないます。

【参加作家一覧(五十音順)】
あがた森魚・赤松玉女・石原友明・井上想・今井康太・岩淵拓郎・Olivier HUARD・植松奎二・植松琢磨・上村亮太・潤井一壮・榎忠・大西正一・大原千尋・大山幸子・岡田一郎・金山直樹・嘉納浩樹・河崎晃一・岸本吉弘・木村健・清原健彦・倉智久美子・栗原正己・Ritva KOVALAINEN・坂田裕俊・峪田彩・Jean Pierre JULLIAN・JOE・新村和大・菅佐智子・杉山知子・Adrian SCRIVENER・Sannni SEPPO・たかいちとしふみ・高嶋清俊・高濱浩子・武田俊彦・Tama・塚脇淳・辻村マヤ・椿昇・Kirsi TIITTANEN・Sean TAYLOR・トーチカ・トヨダヒトシ・中尾さやか・中澤雅子・鳴海健二・西風麻紀子・西山美なコ・楡木令子・Hana★Joss・林敦子・林延子・原田祐馬・東野健一・樋口よう子・Hiros・藤本由紀夫・Christian BRAZIER・増井辰一郎・マスダマキコ・松井智恵・松本泰章・宮谷一款・森きくお・森下明彦・大和川レコード・山村幸則・Magali LATIL・Laurie LJUBOJEVIC・Brian Zichi LORENTZ・渡辺信子・渡辺りーな

【解説】
C.A.P.では新春の企画として75名の作家による写真展を開催いたします。年末から年始にかけて、この展覧会の参加アーティストたちはそれぞれの日常を使い捨てカメラで撮影しました。それらはどれも一見ありきたりの風景ですが、どれも「アート」という共通の視点で切り取られた小作品です。今回はそれらを展示し、さらに一枚百円で販売します。もし気になるアーティストの「視点」を見つけたら、百円玉一枚でお持ち帰りください。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

今年はこの展覧会からスタートです。これまでC.A.P.に関わった国内外のアーティスト約80名による写真展。なかなか見応えあると思いますので、ぜひお立ち寄りください。

01:51 | トラックバック (0) | 固定リンク

今年の抱負

もうすでに正月も終わってしまったけど、今年の抱負など。

1 いい作品をつくる
2 ブログをつける
3 5キロは痩せる

ということで、手始めに(2)の準備としてブログのデザインを少しいじってみました。知り合いのブログのデザインをそっくりそのまま参考にしてます。

それにしてもCSSの便利さがいまだに良く分かんないなぁ。

01:31 | トラックバック (0) | 固定リンク

2006年01月01日

こんな年越しも悪くない

1月1日。

なんだかんだあった年も終わって、新しい年をひとり難波の味園でで迎える。 夕顔楼で年を越して、ロドリゲス兄弟で酔って、夕顔楼再び。酔い覚ましにミックスジュース飲んでます。

まぁ、こんな年越しも悪くないか。今年もよろしくお願いします。

16:49 | トラックバック (0) | 固定リンク

2005年12月28日

「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」

otona

物語を追っていくという作業に対しまだ未成熟な子供にとって映画がどのような「質」を保つべきかはいささか難しい問題だと思います。それは純粋な娯楽であると同時に、それを作ったり見せたりするする「大人」からのメッセージなんだと思います。

「映画版クレヨンしんちゃん」シリーズについての噂は以前から知人より耳にしていたんですが、実際に見るのは今回がはじめて。てっきりアニメーションとしての完成度を期待していたのだけれど、なにをなにを、完全によくできた「映画」でした。昭和にワープな設定もいいけど、とにかくストーリーがよくできていて、その中に生きるキャラクターたちも血がかよっているかんじ。子供に付き添ったご両親が思わず涙したというのも納得します。だからといって決して子供たちが取り越されるようなものでもなく、あくまでも「クレヨンしんちゃん」という本筋を守りながら、子供映画としての派手さもしっかり盛り込まれています。

これをリアルタイムに映画館で見た子供たちが、大人になって見直した時に、その物語の深さと作り手の高い意識に気づく。そういう意味で本作は非常に良質なんだという印象でした。

B00006K0UK映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治

バンダイビジュアル 2002-11-25
売り上げランキング : 790

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

18:18 | トラックバック (3) | 固定リンク

<<前のページへ 555657585960|61|62636465 次のページへ>>

スポンサードリンク