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2016年4月1日

#ヅカグラシ

2016_zukagurashi1
内容:プロジェクトの編集

新しい「宝塚らしさ」のためのちいさな合言葉

地元兵庫県宝塚市の、いわゆる「宝塚らしさ」の外側にあるカルチャーとそれを作り出す人々の顕在化を目的としたメディア運動。プロジェクトのディレクション、マニフェスト文の制作などを担当。

強力なパブリック・イメージを持つ地域において、そのイメージにそぐわないものの存在がかき消されてしまうということはままあることです。もちろん宝塚も、タカラヅカ歌劇に代表される阪急文化圏のイメージを強烈に纏い、それがそのまま「宝塚らしさ」として認識されてきました。しかし、そうしたイメージの根拠であった風景の多くが失われ、今となっては単なるイメージが語られているに過ぎない――そんなふうに考える人は少なくはないと思います。かくいう僕もそう考えるひとりです。

このプロジェクトは、空洞化した宝塚という町のイメージに対するいわばカウンター運動です。運動と言っても、ロビー活動やデモを行うわけではありません。ただ、マニフェスト文が書かれたやたらと分厚い正方形のフライヤーを作り、それを気が合いそうな人たちに手渡しし、それを受け取った人たちが「#ヅカグラシ」というハッシュタグをSNSに投稿する、たったそれだけです。しかし、たったそれだけのことから、この町の新しい「らしさ」が生まれ、育っていけばと考えています。


#ヅカグラシ プロジェクト
立ち上げ
2016年4月1日
ディレクション
岩淵拓郎(メディアピクニック)
フライヤー写真
米田真也(anthem photoworks)
デザイン
升田 学(アートーン)
企画/運営
ヅカグラシの会