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208のイベント

208 SHOWCASE #008 平田隆行(建築研究家)

2005/02/26
208 SHOWCASE #008
「建築家ってなんなのよ」
プレゼンテーター:平田隆行(建築研究家)

時 間:PM7:00〜
参加費:1,000円(1 drink+今月のパスタつき)
定 員:10名
申込み:受付終了しました

<解説>
毎回さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお招きして、その活動のプレゼンテーションしていただく208 SHOWCASE。8回目のゲストは和歌山大学で建築の研究をされている平田隆行さんです。建築家という仕事のあり方と移り変わり、そして平田さんの専門である建築研究についてもお話しいただきます。

<概要>
一昔前の「建築家」というと、スタンドカラーのシャツを着て小難しいことを言 う「うんちくか」を意味していました。でも95年以降、建築家はより身近でポッ プな存在になってきました。でも、実際何をやっているんでしょう? よくわか りませんよね? ということで、ちょっと考えてみましょう。 いわゆる「かっこええ建築家」の影には、安月給で一日17時間働く事務所員がい ます。小学校一つを建てようと思うと、とんでもない量の条件が重なって大変、 設備や構造、内装、施工工事など、さまざまな分業が行なわれていたりします。 そのなかで「建築家」とは何をしているのか? なぜこんなひどい労働環境なの に「建築家」になることをめざす人が多いのか?そんなことをちょっと考えてみ ましょう。「なんで建築家に家を建ててもらわなあかんのか?」を経て、ほなオ マエのやっている「建築研究ってなんなのよ?」ってのに行き着く予定です。

<平田隆行 PROFILE>
神戸大学工学部建築学科重村研究室(大学院単位取得退学)、TeamZoo_いるか設計集団を経て、和歌山大学システム工学部環境システム学科・建築設計研究室助手。海外住居集落研究(フィリピン・カリンガ族)の研究、学校建築(小中学校) の計画・設計が専門。学生時代は学校には行かずに設計事務所に入り浸り模型職人となり、院ではフィールド調査に明け暮れた。人類学・観光学・建築学・民俗学・社会学などあっちこっちの分野に足を突っ込み、その広く浅い知識を活かして「基本計画」を主に担当する。「尼崎市学校基本プラン(2002)」は、市長交代と財政問題から実施設計が行なわれず涙をのむが、そのコンセプトを引き継いだ木造平屋建て小学校の改修「高野口小学校」(2004)の実施に奮闘中、さらに学生マンションの設計が進行中。日々の業務は、学生指導、まちづくりワークショップ、家具デザイン、自力建設、実測、設計、調査研究、NPO運営、データベース設計からSE業務まで。

投稿者 岩淵拓郎 (2005年02月12日) | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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