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田中課長「お寺でマッサージワークショップ!」
應典院というお寺で、ワークショップします。
テーマは、「災害時にも安全で親密なコミュニケーションを。」
やることはとっても簡単ですが、奥が深く、気持ちのよさを追求するワークショップです。ぜひ★
直前なんですが、今週末11日の日曜日の昼間に、大阪の應典院でワークショップします。この催しは、應典院が毎年やっている「コモンズフェスタ」というお祭の企画のひとつなんですが、今年のテーマは、「減災の身体性」。應典院がある地域は、いつ大地震が起こってもおかしくないといわれている上町断層が走っていて、そういった災害はふせげないけど、普段から、非日常に使える技を磨いておくってことを、アート、詩、演劇などからアプローチする企画が目白押しです。
今回私がやる企画は、「災害時、バックグラウンド、価値観、ぜんぜん違う人たちが居合わせたとき、どうやて安全に身体的なコミュニケーションをとれるか?」というのがテーマです。災害時で皆が不安に思っている時ほど、身体的な、ほっとするコミュニケーションは必要すよね。
どうしてこのワークショップを思いついたかといえば、人と人がお互い安全に、かつ、親密なカラダのふれあいを持つのはとっても難しいと思っているからです。不用意な相手への身体の接触はセクハラや、時には暴力になるときもあるし、そこまでひどくなくても、独りよがりの親切の押し付けになってしまうこともある。その領域は、看護婦、医者、マッサージ師、風俗等の、そういったプロフェッショナルな人々や、限定された場所で行われているのは、身体をふれあわせるということには様々なリスクが含まれてるっていう理由もあるのでしょう。
でも、ある簡単なルールさえちゃんと守れば、その場に偶然居合わせたもの同士でもステキな関係がもてるんじゃないだろうか?それはめっちゃ簡単なはずなのに、どうしてここまでできないんだろうか?ということから、考え出されたのが、このワークショップなんス。
これは、私の長年の課題でもあって。私がセックスワークをする上で、お客さんにサービスや、満足を与えようとすると、私が身体的にも、ココロの上でも、ものすごく自分を押し込めて、我慢しなきゃいけないことが発生します。それが、どうにも解せなくて。お客さんは、「本当の私の反応」を求めていると同時に、「自分の望むとおりの反応」を求めていて、もーめっちゃコンフリクト。それ無理っすよ!ということが頻発なのです。
それが、よりよいコミュニケーションの場になるには、どうしたらいいかってことをずーっとずーっと考えてきたのも反映されています。
そして、お互い気持ちが同じような方向を向いているのに、すれ違ったりするのは、プライベートでも頻繁におこっていて(性的な現場にかぎらず、友人同士や、仕事の相手とでも)、どうして、こんなにお互い気持ちをあわせることがむつかしいんだろう、といつも感じます。
とか、いろいろ書いてますが、当日やることは、いたって簡単です。誰でもできる簡単なマッサージを通して、コミュニケーションの練習をします。
おススメワークショップですので、皆さん、ぜひきてください★
他にも、減災をテーマとした演劇や、詩の学校など、参加しがいのある企画がありますよ~。
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ワークショップ
「あなたとわたし、いつもとちがう回路でつないでみる」
誰にでもできる簡単なマッサージを通して、人とふれあうことを楽しみます。人は、こんなにも繊細で、やわらかく、強く、弾力があり、常に変化して、息づいている。それが、「あなた」で、そして「わたし」。同じ場所にいる人たち皆で、感じていることをすくって、味わって、「気持ち」を一緒に作っていきたいです。 持ち物としてハンドタオルをご用意ください。
講師:タミヤリョウコ(ライター)
《日時》1月11日(日) 15:00~17:00
應典院1F研修室A/ [¥]500円/定員15名
※要予約
予約は、
TEL 06-6771-7641 / FAX 06-6770-3147 / E-mail info@outenin.com
かのいずれかにご連絡ください。
投稿者 田中課長 (2009年01月09日) | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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