業務内容:冊子(リトルプレス)の編集
クライアント:神戸アートビレッジセンター
KAVC考案、初めてでも楽しめるシルクスクリーンのワークショッププログラム
神戸の複合文化施設、神戸アートビレッジセンター(通称、KAVC)が発行する日本初のスクリーンプリント専門のリトルマガジン『###(メッシュ)』、4号目のテーマはアトリエKAVCが提案する大人も子どもも楽しめるワークショップ「カタチプリント」。さまざまなカタチを自由に組み合わせて、自分が住んでいる町や、友だちの顔、かっこいいロボットだいせんそうなど、好きなものをプリントしてみよう。
メッシュは、スクリーンプリントの技術と楽しさをビギナーにも分かりやすく伝えるため、各号をワークショップに見立てて、毎回独自の切り口から説明を試みています。この号では、実際にアトリエKAVCが考案しすでに実施経験もあるワークショップ「カタチプリント」を冊子として落とし込みました。そのため、これまで以上に体験としてのスクリーンプリントの魅力が伝わる内容であると同時に、スクリーンプリントのワークショップを開催してみたい人にとって具体的な内容となりました。本号では、毎号掲載しているQ&Aページを、ワークショップ実施者が注意すべきポイントをまとめたページに差し替えています。またインタビューページでは、年間70日に以上ものステンシルワークショップを手がけるMUSIC ZOOの安藤直人さんにご登場いただいています。
そしてもうひとつ、本書においてカタチプリントは、誰もが手軽に実施することができるワークショップとして、そのアイディアを広く公開しています。p.22「アトリエKAVCが考案したスクリーンプリントワークショップ『カタチプリント』は、誰でも自由に開催・実施することができます。ぜひ、あなたの地域で、学校で、職場で、自宅で、カタチプリントのワークショップを行ってみてください。」 アーティストありきのワークショップから、誰もが自由に実施できるメソッドとしてのワークショップへ。こういった動きが本書を通して伝わっていけばと願っています。
『###(メッシュ) vol.4 カタチプリント』
- 編著者
- 岩淵拓郎(メディアピクニック)
- デザイン
- 神崎奈津子
- イラスト
- 横山次郎
- 技術監修
- 林正樹、岡村有利子(神戸アートビレッジセンター)
- 印刷・製本
- 啓文社印刷工業株式会社
- 発行
- 神戸アートビレッジセンター
- 価格
- 1,000円+税
- 発行日
- 2019年3月31日
- ISBN
- 978-4-9909866-4-3