OURS「レンタルCDの名店、日本橋・K2レコードへ」

東のジャニス、西のK2

UR都市機構西日本支社が運営するコンセプト・ウェブマガジン「OURS. KARIGURASHI MAGAZINE」で、大阪日本橋にあるレンタルCDショップK2レコードのインタビュー記事を企画・執筆。もはや“絶滅危惧種”となったレンタルCD店の現状や、音楽レンタル黎明期の一端を担った創業秘話まで、全3回にわたり紹介。対応してくださったのは同店店長の冨山浩志さん。

K2レコードは、ずいぶん前から何かの媒体で取材・紹介をしたいと考えていて、特に「カリグラシ」がテーマのOURS.に関わりだしてからはずっと温めてきた企画でした。ただ、初回冒頭にも書きましたが、なんとなく取材を受けていないイメージを持っていて、実際に取材依頼をかけるまでずいぶんと時間がかかってしまいました。実際、蓋を開ければまったくそんなハードルの高さはなかったわけですが。

ちなみにこれは余談ですが、かつて僕が通っていた兵庫県西宮市の関西学院の正門前にもK2レコードがりがありました。印象的に覚えているのは、著作権法が改正された1991年、洋楽が1年間のレンタル禁止になった際に、一時的に「買取保証付きの中古CD販売」を行っていたこと。取材依頼のやり取りを進める中、突然このことを思い出して、担当者の方にお話したところ、「古い話を覚えてる人がいるんですね」とちょっぴり苦笑いでした。