###(メッシュ) 03 げんなり食堂

『###(メッシュ) 03 げんなり食堂』表紙
2018年3月
業務内容:冊子(リトルプレス)の編集
クライアント:神戸アートビレッジセンター

いまあえてシルクで写真を刷る理由=げんなり感

神戸の複合文化施設、神戸アートビレッジセンター(通称、KAVC)が発行する日本初のスクリーンプリント専門のリトルマガジン『###(メッシュ)』、3号目のテーマは写真プリント。新開地の知る人ぞ知る名店、通称「げんなり食堂」の店主アンディが、人気のどんぶりをモチーフに、門外不出の写真プリントテクニックを伝授。

高画質な写真プリントが手軽にきてしまう時代に、あえてスクリーンプリントで写真を刷る理由を考えた結果、いわゆるシズル感の逆、つまり「げんなり感」を魅力として押し出すというユニークなテーマで編集しました。きっかけは会議でデザイナーの神崎さんが口にした「げんなり食堂」という一言。そこに横山さんのイラスト、アトリエKAVCに蓄積された技術、岩淵のテキストが重なって、パロディ感を出しつつも教本として充実した内容となっています。

なお、インタビューはレトロ印刷JAMの山川正則さんです。

『###(メッシュ) vol.3 げんなり食堂』
編著者
岩淵拓郎(メディアピクニック)
デザイン
神崎奈津子
イラスト
横山次郎
技術監修
林正樹、岡村有利子(神戸アートビレッジセンター)
印刷・製本
啓文社印刷工業株式会社
発行
神戸アートビレッジセンター
価格
1,000円+税
発行日
2018年3月31日
ISBN
ISBN978-4-9909866-2-9
関連リンク
神戸アートビレッジセンター : スクリーンプリントのリトルマガジン 「###(メッシュ)」vol.03 刊行